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全日本女子フットサル選手権…丸岡を破ったアルコイリスが2年連続3回目の大会制覇

2014.11.10

前回大会女王のアルコイリス神戸が激闘を制し2大会連続3回目の優勝を飾った [写真]=中山伊織

141110_SK_unno 11月7日から9日に行われた女子フットサルクラブ日本一を決める第11回全日本女子フットサル選手権。初の北海道開催となった今大会には、釧路市の釧路湿原の風アリーナに全国の予選大会を勝ち上がった16チームが集結。北の大地で行われた決戦を制したのは、昨年に引き続きアルコイリス神戸(関西代表/兵庫県)。2年連続3回目の女王の座に輝いた。

 予選は16チームが4グループに分かれて総当りのリーグ戦を行い、1位のみが最終日の準決勝に進出できる。シュートアニージャ(関東第2代表/神奈川県)、アルコイリス神戸、丸岡ラックレディース(北信越代表/福井県)、バルドラール浦安ラスボニータス(関東第1代表/千葉県)の4チームが準決勝に駒を進めた。

<グループA>
シュラインレディースFC(東北第1代表/青森県)
シュートアニージャ(関東第2代表/神奈川県)
FCアレグリカミーニョ(九州第2代表/佐賀県)
ウノフットディオーネ(中国代表/岡山県)
<グループB>
アヴェントゥーラ川口(関東第4代表/埼玉県)
アルコイリス神戸(関西代表/兵庫県)
レイナージョ(開催地代表/北海道)
フロンティアFC(東海第1代表/静岡県)
<グループC>
アウトゥーロ(九州第1代表/鹿児島県)
蹴球小娘(東海第2代表/三重県)
丸岡ラックレディース(北信越代表/福井県)
ビークストーキョーレディース(関東第3代表/東京都)
<グループD>
ファンレディースフットボールクラブ2009(東北第2代表/宮城県)
バルドラール浦安ラスボニータス(関東第1代表/千葉県)
コルミージョ(北海道代表)
道楽息子(四国代表/香川県)

 決勝に残ったのは予選リーグで”死のグループ”と言われたグループで3戦全勝して連覇を狙うアルコイリス神戸、高校生のみで構成されながらも関東の強豪2チームを倒した急成長中の丸岡ラックレディース。

 試合は女王アルコイリスが猛攻を仕掛け、前半3分にアルコイリスの関灘美那子が得意の右サイドでのドリブル突破から豪快なシュートで先制ゴールを奪う。その後もアルコイリスの攻勢は続き、丸岡は守勢に回る場面が多かったが、徐々に守備のプレスが機能し始める。すると16分、右サイドのコーナーキックから高尾茜利がゴールを奪取。少ないチャンスを確実にモノにした。

 前半を1-1で折り返すと後半にお互いの持ち味を出し、これぞフットサルというスピード感あふれる好ゲームに、詰めかけた大勢の観客が湧き上がる。しかし地力に勝るアルコイリスは34分に若林エリが、そして試合終了間際に井野美聡が決めて3-1と突き放し、チームを勝利に導いた。

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