中田氏は「日本酒を温度管理するという文化を世界に発信したい」と語った。
24日、世界最大級のワイン・スピリッツ見本市『第7回VINEXPO(ヴィネクスポ)香港』にて、元日本代表の中田英寿氏が発案した「日本酒セラー」が世界初公開された。
「モノづくりニッポン e仕事×ReVALUE NIPPON」プロジェクト第3弾として発足した「日本酒セラー開発プロジェクト」は、日本全国250か所以上の酒蔵を訪問した中田氏が日本酒を最適な状態で徹底管理できる「日本酒セラー」の必要性を感じたことが発想の起点。
『VINEXPO香港』の日本酒セラーブースに登壇した中田氏は「日本酒を美味しく飲むためには、低温で管理しなければいけないと知っている人がまだまだ少ないので、日本酒セラーを通して、温度管理の文化を広めていきたいですね。ワイン業界の方々は、温度管理をするということの重要性を理解しているので、作り手やジャーナリスト、ソムリエなどを巻き込んで世界にも日本酒の温度管理の重要性を発信したい」と日本酒の温度管理の重要性を訴えた。
また、「(世界最大級のワイン・スピリッツの見本市である)VINEXPO 香港で実際に、ワイン業界の方々の反応が良いのは嬉しい」と語り、「日本酒に対しての知識が世界中で足りていないと感じています。国によって日本酒は温かいものだと思っている方もいます。そうではなく、日本酒というものが素晴らしいクオリティのもので、ワインやスパーリング、ビールと同じ業界に入るべきなんだという情報を伝えたいですね」と今後も日本酒の魅力を世界に伝えていくことに意欲を示した。
By サッカーキング編集部
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