6月12日、大阪のFUT MESSE天下茶屋で「北澤豪プロデュース ドナルド・マクドナルド・ハウス支援チャリティフットサル大会2017 in 大阪」が開催された。このイベントは、「ドナルド・マクドナルド・ハウス」への支援、サポートのきっかけを作ることを目的として開催。大会プロデューサーの元日本代表・北澤豪さんの呼びかけで、メディアやサッカー関係者を中心に、16チーム、約150名が参加した。
ドナルド・マクドナルド・ハウスは、病気と戦うお子さんが病院に入院されているご家族のための滞在施設。ハウスの運営は全て企業や一般の方の寄付で支えられている。その中の一つ「おおさか・すいたハウス」では、平成30年度を目途とした、国立循環器病研究センターの北大阪健康医療都市(健都)への移転に伴う「おおさか・すいたハウス」 の移転を実現するため、現在移転費用の寄附を募集している。
大会に先立ち行われたミニトークショーでは、北澤さんとドナルド・マクドナルドが登場。ドナルド・マクドナルド・ハウスへの支援について、そしておおさか・すいたハウスへの募金について語られ、北澤さんは「スポーツの力をたくさんの方たちに発信していただきたい」と参加者に支援の協力を呼びかけた。
トークショー終了後には、フットサル大会がスタート。参加者はドナルド・マクドナルド・ハウスの支援の証である赤白ストライプの“スマイルソックス”を履いてプレーし、熱戦を繰り広げた。
また、特別ゲストとして、元日本代表の森島寛晃氏、シュライカー大阪監督・元フットサル日本代表の木暮賢一郎氏、シュライカー大阪の相井忍選手、元フットサル日本代表の藤井健太氏、ヴェルディ川崎・セレッソ大阪でプレーした廣長優志氏、さらには元ラグビー日本代表の冨岡耕児氏、守屋篤氏なども大会に参加。
白熱した試合が展開される中、決勝戦にはトーナメントを勝ち抜いた北澤さん率いる「チーム北澤」と「FM802チーム」が進出。参加者の注目の集まる中行われた試合は、華麗な連係から決勝ゴールを奪ったチーム北澤が1-0勝利し、見事大会優勝を果たした。
閉会式では、集まった参加費と寄付金合わせて452,110円が「ドナルド・マクドナルド・ハウス おおさか・すいた移転支援募金」としてドナルド・マクドナルド・ハウス財団へ寄付された。
終了の挨拶で北澤さんは、「皆さん今日ことはどんどん発信してください。海外に比べて、日本は自分もなんとか社会に還元しようという意識がまだ低いと感じている。ただスポーツを通じて、少しずつ発信していくことで、世の中も変えていけるんじゃないかと思っている。ぜひ今後も皆さんの力を貸してください」とコメント。継続した支援を呼びかけた。
By サッカーキング編集部
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