2017年11月から8カ月間、8チームによる熱戦を繰り広げ、6月のファイナルイベントで幕を閉じたアイドルフットサル「バロンiドール杯」。2シーズン目となった今季は、妄想キャリブレーション(妄キャリ)がフットサル部門を公式戦20戦12勝8分、無敗で制した。
DEARSTAGE、サッカーキング、日刊スポーツ新聞社ほかで構成される実行委員会で選考会が開催され、ベスト5、MVPは以下のように決定された。胡桃沢まひる、水沢心愛、安藤笑は2年連続のベスト5。得点王は8得点の胡桃沢が獲得した。MVPには、妄キャリのフィクソ桜野羽咲が選ばれた。危険なスペースを埋める絶妙なポジショニングと後方からのパス配給で妄キャリ完全優勝の原動力となった。また、自他共に認める「スポーツ嫌い」だった桜野が、今ではオフシーズンに個サルを楽しんだり、ロシアW杯で人生初のサッカー(テレビ)観戦をするなど、積極的にスポーツを楽しむ姿が強く印象に残った。
ベスト5=星野にぁ、桜野羽咲、胡桃沢まひる(以上妄キャリ)、安藤笑(愛乙女☆DOLL)、水沢心愛(ベボガ!)
MVP=桜野羽咲
得点王=胡桃沢まひる(8得点)
【バロンiドール杯実行委員会による寸評】
・星野にぁ:ゴレイロ(キーパー)。的確なポジショニングと勇敢なセーブでシーズン20試合で喫した失点はわずか2。桜野とのコンビで鉄壁の守備を築いた。
・桜野羽咲:フィクソとしてゴール前を固めるだけでなく、後方からのパスで試合を組み立てた。シーズン終盤には攻撃参加も見せるなど、成長著しかった。星野とともに完全優勝の立役者。
・胡桃沢まひる:強烈なシュートと試合の流れを読む力が持ち味。大事な場面でゴール前にあらわれ試合を決定付けるシュートを度々決めた。
・安藤笑:昨季最下位から部門2位までチームを躍進させた。司令塔としてチームを操り、自身でゴールも決め、献身的なハードワークで攻守に貢献する様は「アイドル界のモドリッチ」。
・水沢心愛:リーグナンバー1の個人技は今季も健在。独特のリズムでDFをごぼう抜きにするドリブル突破で、多くの見せ場をつくった。ゴールも量産した。
By サッカーキング編集部
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