AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝ファーストレグが29日に行われ、アル・ヒラル(サウジアラビア)とアル・アハリ(UAE)が対戦した。
アル・ヒラルは準々決勝でレフウィヤ(カタール)と対戦し、2試合合計6-3で勝ち抜けを決めた。一方のアル・アハリはナフト・テヘラン(イラン)に2連勝で合計スコアを3-1とし、ベスト4進出を決めている。
試合はホームのアル・ヒラルが主導権を握りチャンスを作るも得点は生まれずスコアレスで前半を折り返す。
すると後半に入り攻勢に出ていたアウェーのアル・アハリが57分に先手を取る。右サイドでFKのチャンスを得ると、エヴェルトン・リベイロが左足で蹴ったクロスに中央でロドリゴ・リマが合わせ、ヘディングシュートを叩き込んだ。
ビハインドを背負ったアル・ヒラルだが65分に同点のチャンスが訪れる。エリア内深い位置でアイウトンとボールを奪い合ったアル・アハリのアルミン・ハミスがゴールラインを割ったと判断しボールを手で拾ったが副審はこれがまだインプレーだったと判定。そのためハミスがハンドを犯したとみなされアル・ヒラルにPKが与えられた。ところがキッカーを務めたカルロス・エドゥアルドのシュートは右ポストを叩いてしまい、同点ゴールとはならなかった。
絶好の得点チャンスを逃したアル・ヒラルがようやく追いついたのは82分。右からのCKにアイウトンが頭で合わせゴールネットを揺らした。その後逆転を目指したアル・ヒラルだったがゴールは決まらず、試合は1-1の引き分けに終わっている。
セカンドレグはアル・アハリのホームで10月20日に行われる。
By サッカーキング編集部
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