9連覇を達成し表彰式で笑顔を見せる森岡(名古屋) [写真]=Fリーグ
日本フットサルリーグ(Fリーグ)所属の名古屋オーシャンズは11日、FP森岡薫の契約満了に伴い、来季の契約の更新を行わないことを発表した。
36歳の森岡は2006年に名古屋の前身である大洋薬品/BANFFに入団。2007年のFリーグ開幕からこれまでに233試合に出場し、229得点を挙げている。
リーグ出場試合数5位、最優秀選手賞を4度受賞し、5度のベストファイブ選出、2011/2012シーズンから4年連続の得点王と輝かしい成績を持つ森岡。9日のプレーオフ Final Roundでも逆転ゴールを含む2得点を挙げ、名古屋の9連覇達成に大きく貢献しただけに、契約満了の報にフットサル界は動揺を隠せない。クラブ創設10年目を目前に控える名古屋は、17日にファン、サポーターに向けてチーム構造改革によるミーティングを行うという。
日本フットサル界の屋台骨ともいえる森岡は、2月にFIFAフットサルワールドカップの予選も兼ねたAFCフットサルクラブ選手権を、3月には名古屋でプレーする最後の大会となる全日本フットサル選手権を控えている。2つの大きな大会を終えたあと、森岡はどういった道を選ぶのか。その去就に注目が集まる。