日本サッカー協会の次期会長に内定した田嶋幸三副会長(写真は21日のもの) [写真]=兼子愼一郎
日本サッカー協会(JFA)の役員改選にともなう会長選挙が31日に行われ、田嶋幸三副会長が当選し、次期会長に内定したことを発表した。
田嶋氏と原博実専務理事によって争われた今回の選挙は、同日にJFAハウスで開催された臨時評議員会で、各都道府県協会の代表者など75名の評議員が投票を行った。投票結果は田嶋氏が40票、原氏が34票、白票が1票だった。
田嶋氏は3月27日の評議員会、新理事会において正式に会長へ就任する。任期は2年間となる。
現在58歳の田嶋氏は、筑波大卒業後に古河電工(現ジェフユナイテッド千葉)でプレー。1982年に25歳で現役を引退して指導者としての道を歩み始めた。筑波大サッカー部コーチなどを務め、1993年から1996年には日本サッカー協会強化委員会委員に就任。U-19日本代表監督や技術委員長、専務理事などを歴任し、2010年7月からは副会長も務めている。また、2015年5月からはFIFA(国際サッカー連盟)理事も務めている。
By サッカーキング編集部
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