広島戦での得点が8月の月間ベストゴールに選出された鹿島DF西大伍 [写真]=Getty Images
Jリーグは16日、J1の8月度月間ベストゴールに鹿島アントラーズDF西大伍の得点が選出されたことを発表した。
ベストゴールとなった西の得点は、8月2日のJ1第18節、サンフレッチェ広島戦で70分に決めたシュート。Jリーグ選考委員会は、次のように受賞理由を説明している。
「小笠原(満男)選手の正確なコーナーキックをペナルティーエリア外から右足で豪快に決めたダイレクトボレーシュート。コーナーキックを走り込みながらシュートするという難易度の高い技術を評価した。直接シュートに持ち込む判断力と、正確にゴールすることができる技術力が合わさった、文句のつけようがないゴールであった。2-1の場面から相手の戦意を失わせるには十分なインパクトを与えた」
受賞した西は、「小笠原選手から良いボールが来たので、ミートと“枠に飛ばすこと”を一番に考えてシュートを打ちました。今回、私が受賞することになりましたが、いろいろなスタッフの方や周りの選手に協力してもらっての受賞なので、すべての人たちに感謝したいと思います」とコメントしている。
月間ベストゴールは、Jリーグオフィシャルブロードキャスティングパートナー「スカパー!」の協力による、ファン・サポーターによる一般投票と、スポーツ・サッカーメディア関係者からの推薦によりノミネートされたゴールから決定。年間で最も優れたゴールに与えられる「最優秀ゴール賞」にノミネートされ、「最優秀ゴール賞」はシーズン終了後に行われるJリーグアウォーズで表彰される予定。