CS決勝でプレーする広島FW佐藤寿人(左)とG大阪MF遠藤保仁(右)[写真]=白井誠二
明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ(CS)決勝第1戦が2日に行われ、ガンバ大阪とサンフレッチェ広島が対戦する。
今季のJ1年間王者を決める決戦で、年間1位の広島と年間3位のG大阪が激突。第1戦をホーム・万博記念競技場で迎えたG大阪は、CS準決勝で年間2位の浦和レッズを延長戦の末に3-1で倒し、決勝に進出を果たした。昨季の3冠王者が下克上でJ1連覇を狙う。一方、今季J1で最多73得点と最少30失点を記録して年間1位になった広島は、2012年、2013年の連覇以来、2年ぶりにJ1王者を目指す。
両チームの今季J1対戦成績は1勝1敗の五分。なお、昨季のヤマザキナビスコカップでは決勝で対戦し、G大阪が2点差をひっくり返し、3-2の逆転勝利で優勝していた。
CS準決勝から中3日のG大阪は、MF遠藤保仁やFW宇佐美貴史らがスタメンに名を連ね、FW長沢駿が移籍後初先発。その一方でFWパトリックがベンチスタートとなった。一方、J1セカンドステージ最終節から中9日の広島は、スタメンに変更はなし。J1通算最多得点(157得点)に並んだFW佐藤寿人や、今季21ゴールで得点ランク2位のMFドウグラスらが先発出場している。
試合はG大阪が最初の決定機を迎える。9分、宇佐美が左サイドからシュート性のクロスを供給。広島DFにクリアされるが、こぼれ球にファーサイドでフリーの阿部浩之が左足でダイレクトボレーを放つが、シュートはクロスバー上に外れた。一方の広島は17分、右サイドのミキッチからファーサイドの佐藤がヘディング、シュートはわずかに枠の左に逸れた。
G大阪は24分、遠藤のパスに反応した大森晃太郎がエリア内左に侵入し横パス。走り上がってきた宇佐美がワントラップから右足を振り抜くが、シュートはGK林卓人に阻まれた。43分には敵陣中央でパスを受けた宇佐美が、相手DFを1人かわしてミドルシュートを放つが、枠の右に外れた。広島は44分、ドウグラスの落としを柴崎晃誠がループ気味のシュートで狙うが、GK東口順昭がキャッチした。前半はこのままスコアレスで折り返す。
後半に入ってG大阪が攻勢に出ると、広島は森保一監督がはやくも動く。58分、佐藤を下げて浅野拓磨を投入した。しかし60分、広島の一瞬の隙を突いてG大阪が先制に成功する。広島が最終ラインでバックパスをお見合い。中途半端になったボールに反応した長沢がダイレクトで左足を振り抜き、シュートをゴール左隅に突き刺した。失点した広島は、69分、ミキッチを下げて柏好文をピッチに送り出す。
G大阪は77分に長沢を下げて、パトリックを投入。79分には、敵陣中央で得たFKから遠藤のボールに、フリーのドウグラスが頭で合わせるが、クロスバーの上に外れる。すると直後の80、広島の反撃が実る。塩谷司のロングボールに反応した浅野がエリア内右に抜け出す。飛び出した東口もかわして角度のないところからシュートを放つが、左ポストに阻まれる。弾き返されたボールを柏がダイレクトで右足シュート。枠を捉えられなかったが、エリア内中央のドウグラスが反応し、頭で合わせゴールネットを揺らした。
同点とされたG大阪だったが、1分後に勝ち越す。81分、敵陣中央のFKで遠藤がエリア内にボールを供給。1度はクリアされるが、こぼれ球に反応した今野泰幸が右足ボレーを放ち、ゴール右隅に決めた。再びリードを奪ったG大阪だったが、86分に広島MF清水航平と揉めたオ・ジェソクにレッドカードが提示され数的不利となった。なお清水にもイエローカードが提示された。
後半アディショナルタイムに突入すると、今度は広島が同点に追いつく。右サイドで獲得したFKの流れから、青山敏弘のクロスをエリア内中央の佐々木翔が頭で叩き込み、ネットを揺らした。さらに終了間際、勢いに乗った広島は、左サイドからクロスが入ると中央で混戦になるが、最後に柏が押し込み、逆転に成功した。
試合はこのまま終了。アウェーの広島が年間1位の意地を見せて、3-2の逆転勝利を収めた。
第2戦は5日に広島のホーム・エディオンスタジアム広島で開催される。
【得点者】
1-0 60分 長沢駿(G大阪)
1-1 80分 ドウグラス(広島)
2-1 81分 今野泰幸(G大阪)
2-2 90+1分 佐々木翔(広島)
2-3 90+6分 柏好文(広島)
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By サッカーキング編集部
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