鹿島への移籍が発表されたMF永木亮太 [写真]=Getty Images
鹿島アントラーズは28日、湘南ベルマーレからMF永木亮太が完全移籍で加入することを、クラブ公式サイトで発表した。
現在27歳の永木は川崎フロンターレのユースから中央大学へ進学すると、4年生時に湘南の特別指定選手として登録され、Jリーグデビューを果たした。その後、2011年から正式に湘南の一員となると、2013年からはキャプテンに就任。今季は2015明治安田生命J1リーグ32試合に出場し、3得点を記録している。また、日本代表選出経験はないものの、今月20日に行われた国内組の代表候補ミーティングに招集された。
移籍が決まった永木はサイトを通じて、「この度、湘南ベルマーレから鹿島アントラーズに加入することになりました、永木亮太です。伝統ある鹿島でプレーできることを嬉しく思います。今まで培ってきた自分の全てを出し、タイトル獲得のためチームに貢献できるように全力を尽くします。また、カシマスタジアムでサポーターの皆さんと一緒に戦えるのを楽しみにしています。1つでも多くのタイトルを獲得できるように、共に頑張りましょう」とコメントしている。
また、湘南のクラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。
「この度、鹿島アントラーズに移籍することになりました。湘南では、2010年の特別指定選手の時を含め、プロのキャリアをスタートさせてから今まで育ててもらい、反町監督、曺監督をはじめ、今まで指導してもらった現場のスタッフ、並びにフロントスタッフの皆さんにも、サッカー選手としてだけでなく、人間としても成長させてもらったことを本当に感謝しています。2013年からは曺監督のもと、キャプテンを3年間務めさせてもらい、良い時も苦しい時もありましたが、自分にとっては本当に素晴らしい経験になりました。鹿島からオファーをいただいて以来、移籍を決めるまでは本当に悩みましたが、一番の決め手となったのは、鹿島という伝統ある常勝軍団のスタイルの中に入り、また新しい経験をしたいということ、また今までJ1でたくさんのタイトルを獲ってきたチームの中に自分も入り、色々なことを学びながらチームに貢献し、タイトルを獲りたいという気持ちになりました」
「サポーターの皆さんには、大学生の時から本当に温かく応援してもらい、近年では湘南スタイルをサポーターの皆さんと共に作り上げているということを感じながら、サッカーができていましたし、常に声を絶やさず共に戦ってくれたことを本当に感謝しています。勝った後の勝利のダンスは本当に大好きでした。来年からチームは変わりますが、湘南ベルマーレのことはこの先、永遠に大好きだし、自分の中で湘南でタイトルを獲るというのは1つの大きな夢なので、また湘南ベルマーレに関わって、タイトルを取れる日が来るように、今まで以上に選手としても人間としても成長して帰ってこれたら幸せだと思っています。本当に今までありがとうございました。来年は、日本代表のユニフォームを着ることがでるように、頑張ります。チームは変わりますが、来年も一緒にJリーグを盛り上げていきましょう」
By サッカーキング編集部
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