大久保の得点を喜ぶ川崎の選手たち [写真]=大木雄介
2016明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第6節が10日に行われ、川崎フロンターレとサガン鳥栖が対戦した。
前節終了時点で2位の川崎と14位の鳥栖の対戦となったこの試合。勝点1差で首位浦和レッズを追う川崎は、浦和が同日の試合で引き分けたため、この試合で白星を挙げれば再び首位に浮上する。一方、開幕戦以来勝利のない鳥栖は、敵地で5試合ぶりの勝利を目指す。
川崎は欠場が予想されていたMF大島僚太を先発で起用。また、前節は途中出場だったFW大久保嘉人とFW小林悠が2トップのコンビを組んだ。一方、鳥栖はFW岡田翔平がFW豊田陽平とともに前線に入った。
試合開始早々の2分、右サイドでボールを持った大久保がドリブルで相手ゴール前まで持ち上がると、エリア手前右から右足ミドルシュート。しかし、ここは惜しくもクロスバーを直撃し、先制点とはならなかった。
今度は鳥栖も決定機を作る。4分、左サイドでFKを獲得すると、高橋義希がクロスを供給する。飛び込んだキム・ミンヒョクが頭で合わせたが、ここは右ポストを叩き、チャンスを生かすことはできなかった。
その後は鳥栖がペースを握ったものの、決定的な場面を作ることができない。流れを変えたい川崎は、41分に大島を下げて田坂祐介を投入した。直後の43分、やや距離がある位置で川崎がFKのチャンスを得ると、中村憲剛が右足で直接狙った。壁の横を抜けた低いボールがゴールを襲ったが、ここはわずかに枠の右だった。
前半終了間際、鳥栖がカウンターからチャンスを作る。キム・ミヌが中村からボールを奪うと、数的優位の形を作る。最後は鎌田大地がフリーでシュートまで持ち込んだが、ボールは枠の右上に大きく外れてしまった。このままスコアレスでハーフタイムを迎える。
後半立ち上がりもペースを握るのは鳥栖。49分、左サイドの三丸拡が敵陣深い位置からクロスを入れると、岡田がこれを合わせたが、シュートはGKチョン・ソンリョンが好セーブでしのいだ。続く55分、右サイドの藤田優人がエリア右横からグラウンダーのクロスを入れると、ゴール前に岡田と豊田が飛び込んだが、わずかに合わず得点につなげることはできない。
すると徐々に川崎のパスがつながり始め、チャンスが生まれる。62分、田坂が距離のある位置から強烈なロングシュートを放ったが、ここはわずかに枠の左に外れた。直後の65分、エリア手前でボールを持った大久保が左の登里享平へパス。登里がグラウンダーのクロスを入れると、エウシーニョが飛び込んだが、ここもわずかに左へ外れてしまった。
ここで鳥栖が決定機を迎える。69分、左サイドのチェ・ソングンが前線に絶妙なスルーパスを通すと、抜けだした岡田がGKと一対一になる。ゴール左下を狙ってシュートを放ったが、ここはGKチョン・ソンリョンに防がれてしまった。
川崎は83分にエドゥアルド・ネットを下げて原川力を投入。原川にとってはJ1デビュー戦となった。90分、FKのチャンスを獲得すると、中村のクロスから大久保がヘディングシュートを放ったが、ここも枠の左に外れてしまう。後半アディショナルタイムには中村の右クロスを大久保が合わせて先制かと思われたが、惜しくもオフサイドの判定。先制ゴールとはならなかった。
しかし、後半アディショナルタイム4分、左サイドの小林が左足でクロスを上げると、ファーサイドの大久保がヘディングで合わせて先制。大久保はJ1通算得点数を159に伸ばし、サンフレッチェ広島FW佐藤寿人と並んでいたJ1通算最多得点記録を更新した。結局これが決勝点となり、川崎が1-0で鳥栖を下して首位に浮上した。
次節、川崎は敵地でFC東京と、鳥栖はホームでヴィッセル神戸と対戦する。
【得点者】
1-0 90+4分 大久保嘉人(川崎フロンターレ)
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