甲府戦に臨んだ名古屋の小倉隆史GM兼監督 [写真]=J.LEAGUE PHOTOS
13試合勝利から遠ざかる結果に、名古屋グランパスの小倉隆史GM兼監督は、「本当に大事な一戦に負けてしまったので、しんどいですね」と深く肩を落とした。
年間16位の名古屋は23日に行われた2016明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第5節で、同17位のヴァンフォーレ甲府と対戦。開始11分に失点を許すが、後半に入ってセットプレーからDF酒井隆介のゴールで同点に追い付いた。セカンドステージでチーム初得点だっただけに、小倉GM兼監督も「盛り返せる雰囲気があった」と振り返ったが、その後75分、77分と立て続けに失点を喫し、勝負あり。1-3で残留争い直接対決を落とし、クラブワースト記録更新の13試合未勝利となった。
前日には、ファン・サポーターに対して「今週末のヴァンフォーレ甲府戦はもとより、その後に続く今シーズンの試合で皆さまのご声援に何としても勝利で応え、共に勝利の喜びを分かち合いたい」などと声明文を出していた小倉GM兼監督だが、またも勝利を届けることはできなかった。
「前半に思うような狙いが出せない中で、後半はやり方を変えたところから、セットプレーでうまく得点が取れた。その後失点してしまい、ずるずるともう1点取られたというのは、流れも含めて、もったいなかったと思いますね。本当に大事な一戦に負けてしまったので、しんどいですね」
また、チームの立て直しについて問われた小倉GM兼監督は「苦しいですね。この苦しい状況を現状の戦力の中で、いろんなことを変えていくことが必要で、いろんなアプローチがあると思います。相手があってではありますが、しっかり考えてやりたいと思います」と話すにとどめた。
By サッカーキング編集部
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