劇的な決勝ゴールを決めた都倉賢(右) ©J.LEAGUE PHOTOS
2016明治安田生命J2リーグ第27節が7日に各地で行われた。
1試合未消化ながら2位の松本山雅FCに勝ち点5差をつけ、首位を快走するコンサドーレ札幌。今節はホームに5位清水エスパルスを迎えた。試合は開始早々の8分、札幌が相手守備陣の裏に抜け出した内村圭宏のゴールで先制。さらに28分には清水GK杉山力裕のキックミスを拾ったヘイスが無人のゴールに沈めて2点差をつける。しかし、後半に入ると清水が巻き返し、75分に途中出場の北川航也、84分に鄭大世がゴールを決めて同点に追いつく。その後も清水の猛攻が続いたが、札幌はなんとか相手の攻撃をしのぎきると、後半アディショナルタイム2分に都倉賢が決勝ゴールを沈め、3-2で勝利を収めた。札幌はこれでリーグ戦4連勝を飾った。
2位の松本はホームで水戸ホーリーホックと対戦。しかし、両チームともにゴールを割ることができず、0-0のスコアレスドローに終わった。これで首位札幌との勝ち点差は暫定で7に広がった。
3位のセレッソ大阪はホームで横浜FCと対戦した。C大阪は18分に杉本健勇、66分に山村和也がゴールを決めて2点をリード。しかし、75分に横浜FCの三浦知良にJ最年長記録を49歳5カ月12日に更新するゴールを決められると、79分にはイバに決められて同点に追いつかれる。さらに後半アディショナルタイム1分に内田智也にゴールを許し、2-3で横浜FCに敗れた。
また、4位のファジアーノ岡山が1-0で徳島ヴォルティスを下したため、3位に岡山が浮上し、C大阪は4位に後退した。
今節の結果は以下のとおり。
■J2第27節結果
北海道コンサドーレ札幌3-2 清水エスパルス
ジェフユナイテッド千葉 0-0 愛媛FC
松本山雅FC 0-0 水戸ホーリーホック
ツエーゲン金沢 1-1 ギラヴァンツ北九州
FC岐阜 1-1 カマタマーレ讃岐
ザスパクサツ群馬 2-0 モンテディオ山形
FC町田ゼルビア 2-3 レノファ山口FC
京都サンガF.C. 2-0 東京ヴェルディ
セレッソ大阪 2-3 横浜FC
ファジアーノ岡山 1-0 徳島ヴォルティス
ロアッソ熊本 1-2 V・ファーレン長崎
■J2第27節暫定順位表
1位 札幌(勝点59/得失点差26)※1試合未消化
2位 松本(勝点52/得失点差17)
3位 岡山(勝点49/得失点差13)
4位 C大阪(勝点48/得失点差9)
5位 京都(勝点46/得失点差11)
6位 清水(勝点44/得失点差24)
7位 山口(勝点42/得失点差1)
8位 町田(勝点40/得失点差6)
9位 長崎(勝点36/得失点差-1)※1試合未消化
10位 千葉(勝点34/得失点差1)
11位 横浜FC(勝点34/得失点差-2)※1試合未消化
12位 愛媛(勝点33/得失点差-4)※1試合未消化
13位 徳島(勝点32/得失点差-4)
14位 水戸(勝点31/得失点差1)※1試合未消化
15位 讃岐(勝点30/得失点差-7)
16位 山形(勝点29/得失点差-5)
17位 熊本(勝点29/得失点差-10)※3試合未消化
18位 東京V(勝点29/得失点差-12)
19位 群馬(勝点26/得失点差-10)
20位 岐阜(勝点25/得失点差-19)
21位 金沢(勝点24/得失点差-16)
22位 北九州(勝点23/得失点差-19)
■第28節対戦カード(8月11日)
山形 vs 京都
水戸 vs 熊本
東京V vs 金沢
横浜FC vs 札幌
松本 vs 岐阜
清水 vs 長崎
讃岐 vs 群馬
北九州 vs 千葉
山口 vs C大阪
徳島 vs 町田
愛媛 vs 岡山
By サッカーキング編集部
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