3月に行われたアルガルベ・カップに出場した際の岩渕 [写真]=Bongarts/Getty Images
ドイツ・女子ブンデスリーガに所属するバイエルンは6日、ホッフェンハイム所属のなでしこジャパンFW岩渕真奈が来シーズンから加入することを発表した。
岩渕は同日、自身のブログを更新し、「ものすごく悩みました。どこでプレーするのが1番いいのか。チャンピオンズリーグに出れるチームに行く事も違う国も考えました」と、悩んだ末の決断だったことを明かし、「自分の力でチームを上に上げられるくらいの影響力をもてる選手になりたいです。そんな可能性があるのがバイエルンでした。ドイツでの生活にもある程度慣れてきて、自分の意見を片言ながらも伝えられるようになった今、ドイツを離れるのはもったいないと思いました」と、移籍を決めた理由を明かしている。
「新たなチャレンジで難しくなるとは思いますが、どんな状況になったとしても自分次第だと思います。来季は優勝、そしてチャンピオンズリーグに出る事を目標にやっていきたいです。もちろん、チームと共に私自身も上を目指し成長していきます」と、新天地での意気込みを語った。
ホッフェンハイムには2013年1月から在籍し、当時2部に所属していたチームの1部昇格に貢献した岩渕は、「今季はまだホッフェンハイムの一員として試合があります。残留争いの真っ只中でまだまだ気が抜けません。最後までホッフェンハイムの力になれるよう全力で取り組みたいと思います。大好きな大好きな仲間とホッフェンハイムと来季も1部で戦えるように!!!」と、残りのシーズンに全力を尽くすことを誓っている。
また、クラブ公式HPを通じては、「バイエルンへの移籍は楽しみです。この偉大なクラブでプレーすることは、私にとっての挑戦になります。クラブの一員であることを証明し、コーチ、チーム、ファンと一生に成功できるよう、貢献したいです」とコメントしている。
岩渕は今シーズン、リーグ戦17試合に出場して3得点を記録。岩渕が来シーズンから加入するバイエルンは、リーグ戦4位に位置している。