菅澤優衣香の代表3ゴール目が決勝点となりなでしこジャパンがニュージーランドに2-1で勝利 [写真]=足立雅史
「なでしこジャパンWORLD MATCH」が8日に行われ、なでしこジャパンとニュージーランド女子代表が対戦した。
なでしこは、主将の宮間あやらが先発出場。澤穂希や初招集された猶本光らはベンチスタートとなった。
なでしこは、開始6分に初代表で初先発した吉良知夏がファーストシュートを放ったが、GKのセーブに遭った。ボールを保持しながら得点できずにいたが、前半終了間際の40分に、均衡を破る。高瀬愛実が宮間のロングパスから抜け出すと、右足でシュートを流し込み先制点を挙げた。
前半を1点リードしたまま折り返すと、58分に澤と初代表の乗松瑠華を投入した。ところが、追加点を奪えずにいると、62分にヤロップにミドルシュートを叩き込まれ、同点に追いつかれてしまった。
劣勢の展開が続くと、71分に丸山桂里奈と菅澤優衣香をピッチに送り出し、勝ち越しを狙う。終盤の84分には猶本を投入すると、直後の86分に宮間の右CKから菅澤がヘディングで合わせ、勝ち越しゴールを挙げた。
なでしこは土壇場で再びリードを得ると、後半アディショナルに、後藤三知を送り出す。結局、ニュージーランドに2点目を許さずに、菅澤のゴールが決勝点となり、2-1と競り勝った。今後は、14日に行われる女子アジアカップの初戦で、オーストラリア女子代表と対戦する。