AFC U-19女子選手権を制したヤングなでしこ [写真]=金子悟
AFC U-19女子選手権中国2015の決勝が29日に行われ、U-19日本女子代表(ヤングなでしこ)とU-19朝鮮民主主義人民共和国女子代表が対戦した。
ヤングなでしこは26日に行われた準決勝でU-19韓国女子代表を1-0で下し、2位以内を確定させた。これにより2016年10月にパプアニューギニアで行われるFIFA U-20女子ワールドカップの出場権を獲得。2大会ぶりの本大会出場を決めていた。
試合は両チーム互いに一歩も引かない展開となり、0-0のスコアレスでPK戦に突入する。先攻の日本は西田明華、小林里歌子、北川ひかると3人目まで全員がきっちりと決める。守っては北朝鮮の3人目、ジョ・リョンファのシュートをGK平尾知佳がセーブ。日本の4人目、三浦成美が成功させると、北朝鮮の4人目、ウィ・ジョンシムが失敗してしまう。ヤングなでしこがPK戦を4-2で制し、通算4度目のAFC U-19女子選手権優勝を果たした。
大会最優秀選手賞(MVP)には小林里歌子が選出され、ヤングなでしこはフェアプレー賞も受賞した。
【スコア】
U-19日本女子代表 0-0(PK:4-2) U-19朝鮮民主主義人民共和国女子代表