[写真]=足立雅史
5日、「キリンチャレンジカップ2014」が行われ、日本代表とニュージーランド代表が対戦。日本は開始17分までに岡崎慎司の2得点、香川真司、森重真人のゴールで4点を奪ったが、その後はニュージーランドに2点を奪われ、4-2で勝利したものの、試合運びに課題を残す結果となった。
試合後、日本代表MF遠藤保仁とMF山口蛍は、以下のようにコメントしている。
■遠藤保仁
――カウンターでやられていた?
「アーリークロスとかを中に入れた時のセカンドボールだとか、そういうのはこれからも想定されることだと思うんで、そのへんをディフェンスラインと中盤もそうですし、一番前とよりコンパクトにして、動く必要はあると思います」
――序盤に点差がついて、リラックスできる試合だったと思うが、ワールドカップイヤーの緊張感を感じた試合なのか?
「相手がどうであれ、僕らには残された時間も少ないですし、練習含め、高い意識でやらなきゃいけないと思います。10点入ろうが、負けようが、そこは僕らのモチベーションの高さ次第だと思います。そういう意味では今日の試合も最後まで消化試合だっていうふうには思ってなかったですし、これをプラスにつなげていきたいとは思っています」
■山口蛍
――自分のプレーはできた?
「手ごたえというか、30分くらいまではいい感じでボールも回せてましたし、チームとして点も入っていたんで、よかったと思います。残りの15分はスペースが空いて間延びして、チームのバランスがちょっと崩れて、そういう時に失点してしまったのがあるんで、そこは反省しなくちゃいけない」
――序盤については?
「もちろん全員が前がかりになるからカウンターのところだけは気を付けようと思っていた。結構サイドのところとかでフリーになってるシーンが多かった。全員が前がかりになってたんで仕方ないが、そこはもっと後ろとサイドバックとコミュニケーションを取ってやっていければよかった」
――青山とのコンビは?
「うまく行けたと思ってますし、特に問題はなかったと思います」
――センターバックに下がってゲームを作る役割を担っていた?
「いや、そんなわけじゃないですが、自然にそうなってました」
――下がる動きは意識した?
「それもありましたし、監督にも下がるのはいいけど、そこからもと前に行けって言われてたんで、そこは確かに大事だなと思いました」
――ワールドカップイヤーの初戦、良いスタートが切れた?
「いや、特に別に、個人的には何も思っていないけど、国立が最後なので、代表として勝てたことは良かったと思います」
――守備のスペースを埋めることがファーストチョイスだった?
「立ち上がりから点も入ったし、押せ押せになっていたから、逆にそういう時こそカウンターを気を付けた方がいいと思って、そういうところを意識していたというのはあります」
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