リオ五輪代表に選出されている久保裕也 [写真]=AMA/Getty Images
ヤング・ボーイズは27日、リオデジャネイロ・オリンピック日本代表に招集されている同クラブ所属FW久保裕也の派遣を拒否する意向であることを公式HPを通じて発表した。
クラブは26日に開催されたチャンピオンズリーグ予選3回戦ファーストレグのシャフタール戦でスウェーデン人FWアレクサンデル・ゲルントが左ひざを負傷したと発表。そのため、久保をクラブに残す決断を伝えたとしている。
Gerndt fällt aus, Kubo reist nicht nach Rio: https://t.co/1fn7YX0wZP #bscyb pic.twitter.com/yFs1ISjErx
— BSC YOUNG BOYS (@BSC_YB) July 27, 2016
スポーツ・ディレクターのフレディ・ビッケル氏は、「日本のリオ五輪出場に多大な貢献をした久保には大変申し訳なく思うが、クラブの利益を守るために決断をしなければならなかった」とコメント。久保は26日のシャフタール戦後、すでにブラジル入りしているリオ五輪日本代表に合流する予定となっていた。
オリンピック出場について各国サッカー協会は選手の拘束力を持っていないため、日本サッカー協会の今後の対応・発表が注目される。リオ五輪日本代表では本登録メンバーとして発表された18名以外に、バックアップメンバーとして、GK杉本大地、DF中谷進之介、MF野津田岳人、FW鈴木武蔵の4名が選出されている。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト