オビ・ミケルと競り合う藤春(左) [写真]=Getty Images
リオデジャネイロ・オリンピックのグループステージ第1節が4日に行われ、日本代表はナイジェリア代表に4ー5で敗北を喫した。
フル出場したDF藤春廣輝(ガンバ大阪)は試合展開について、「引いてしまうと相手のペースになるので、試合開始のうちにこっちからいかないといけないですし、慎重に入りすぎたかなと思います」と反省。先制点を与えたシーンに関しては、藤春がサイドでFWイモー・エゼキエル(アル・アラビ)にかわされ、同選手が放ったシュートのこぼれ球を押しこまれた。この場面については「相手の身体っていうのが予想以上というのもあって、ドリブラーというのは知っていましたけど、中に切り込むっていうのは全然わからなかったです」とコメントし、「試合中から相手の特徴をもっと掴まないといけない」と改善点を挙げている。
また、「しっかりブロック作って守備して攻撃っていうのがあるんで、後に下がり過ぎるとああいう形で点を取られますし、やっぱり先制されると、気持ち的にも苦しい状況になっていくんで、先制点っていうのは大事かなと思いますね」と、慎重になりすぎた結果、厳しい展開になったことを振り返っている。
大量失点を喫した一方で、70分には左サイドからグラウンダーのクロスを上げ、FW浅野拓磨(アーセナル)のゴールをアシストした藤春。4ゴールを奪った攻撃面に関しては、「前半も大島にいいボールを上げれましたし、アシストもできたので、攻撃の形というところは、前よりは連携の部分で良くなってきてるのかなと思います」と次戦に向けて好材料を見出していた。
第2節は7日に行われ、日本はコロンビアと対戦する予定だ。
By サッカーキング編集部
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