29日にトレーニングを行った岡崎慎司 [写真]=JFA
日本代表通算50得点の大台に王手をかけているFW岡崎慎司(レスター/イングランド)が、「欲しい。飢えている状態です」と、記録達成への意欲を見せた。
日本代表は28日より、2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選に向けて埼玉県内で始動。レスターでプレーする岡崎は29日に帰国し、チームへ合流した。
すでにプレミアリーグで3試合を戦った岡崎は、「感触はいいです。体的にも」とコンディションが良好であることをうかがわせる。そして、ゴールにこだわる強い気持ちを見せた。
「自分がもし出たとしたら、出るからにはゴールを取らないと意味がないと思うし、このチームに一番必要なのは自信だと思う。それを手に入れるためには勝たないといけないし、勝つためにはゴールを取らないと勝てないんで」
また、先日行われたリオデジャネイロ・オリンピックからも刺激を受けたという岡崎は、「見ている人が応援したくなるっていうか、そう思わせるためには結果を出さなきゃいけないって強く感じました。そういう目線で僕も見てしまったんで。いつもは見られる側ですけど、見る側からしてもやっぱり、勝たないと『なんだよ』って思ったり。そんな甘くないんよって思う気持ちも分かるけど、自分を客観視した時にやっぱり勝ってほしい。勝ったら応援したくなる」と自身の見解を示し、サポーターのためにも勝利が必須だと主張した。
これまで日本代表で積み重ねた得点は「49」と、大台まであと1つ。自身の記録はもちろんのこと、最終予選という大事な試合でのゴールは「ただの1点とは価値が違う」と話す。そして、「(レスターで)点が取れていない状況」だからこそ、「欲しい。飢えている」と、素直な気持ちを明かした。
日本代表は9月1日にホーム・埼玉スタジアムでアラブ首長国連邦(UAE)代表と、同6日にはアウェーでタイ代表と対戦する。
By サッカーキング編集部
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