3日に代表合宿へ合流し、トレーニングを行った長谷部誠 [写真]=JFA
日本代表は2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選の2連戦に向け、2日から埼玉県内で合宿をスタート。3日から合流したキャプテンの長谷部誠(フランクフルト)が、代表復帰を果たしたGK川島永嗣(FCメス)と、初招集のMF永木亮太(鹿島アントラーズ)への期待を口にしている。
現在1勝1敗の日本は6日にホームでイラク代表、11日にアウェーでオーストラリア代表と対戦する。長谷部は、イラクとのホームゲームはもちろんのこと、敵地でのオーストラリア戦でも勝ち点3が目標であると述べた。
「まず、初戦は絶対に勝たなければいけないです。そして、2試合目も勝ちに行くと(ヴァイッド・ハリルホジッチ)監督も言っていました」
海外組が出場機会に恵まれていないことについて、MF香川真司(ドルトムント)は「ネガティブに捉える必要はない」、「結果で証明する」と主張していたが、長谷部もこれに同調するように、「ピッチで結果を出すしかない」と話した。
「こういう時は多くを語らず、ピッチの上で自分たちの価値というか、そういうものを証明しないといけないと思う。本当にシンプルに、答えはピッチの上にあると思いますしね。監督からはそれを信頼されて選んでもらっていますし、それに応えるっていうのは、選ばれた選手の使命でもあると思うので。ピッチの上でみんなで結果を出したいなと思います」
また、代表復帰を果たした川島については、「彼がいることでチームがちょっとピリッとする部分もあります。彼の存在感っていうのは、日本代表の中ですごく大きいものだと思っているので、そこは個人的には非常に期待していますけどね」と、これまでともに戦ってきた盟友への期待を口にした。
そして、初招集された永木については「監督が就任当初から言っているデュエルとか、そういうところの部分でチームにもたらしてくれる影響っていうのをやっぱり期待したいと思います。ボランチで新しい選手が入ってきたら、個人的にももちろんライバルになりますし、そこはいい競争の中でやっていきたいと思います」と、デュエルの部分に期待を寄せるとともに、ポジション争いに闘志を燃やしている。
By サッカーキング編集部
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