2日にトレーニングを行ったFW小林悠 [写真]=JFA
2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選でイラク代表(6日)、オーストラリア代表(11日)との2連戦に臨む日本代表は、2日から埼玉県内で合宿をスタート。3日のトレーニングを終えたFW小林悠(川崎フロンターレ)がアピールへの意気込みを語った。
9月の2連戦では限られた出場時間しか与えられなかった小林だが、「最初の練習、チーム全員が集まった時は紅白戦もさせてもらえない状況だったので。そこは少しずつ、練習でいいアピールができたから、ああやって少し使ってもらえたと思います」と前向きに捉え、「今回はどうなるか分からないですけど、やることは変わらないです。練習中からアピールすることが大事だと思います」と、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督へのアピールに燃えている。
小林は9月25日に行われた明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第13節の横浜F・マリノス戦で、後半アディショナルタイムに劇的な決勝ゴールをマーク。川崎では絶対的な存在としてチームをけん引しているが、代表でも同様の役割を担っていきたいとの気持ちを示した。
「フロンターレでの役割というか、自分の責任感というか、その気持ちを代表でも持ってやらなきゃいけないと思います。代表だから遠慮するとか、海外組がいるからとか、そういう気持ちは絶対に持っちゃいけないと思うので、そこはフロンターレで最後まで諦めずにゴールを狙い続けた結果、ああいうゴールが生まれたと思うし。そういうことを代表でも持ってプレーできればいいかなと思います」
今回は、海外組が所属クラブで十分な出場機会を与えられていないため、コンディションを懸念する声も多く、小林への期待も大きい。「選ぶのは監督ですし、自分はしっかり準備することが大事だと思います」と謙虚に話しながらも、「相手にとって嫌なところ、危険なところに飛び込んでいけるのは自分の特徴でもあるので。そこは、意識してやれればいいかなと思います」と、すでに実戦へのイメージを膨らませている。
By サッカーキング編集部
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