フランクフルト戦でフル出場の大迫勇也 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第10節が11月5日に行われ、日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトと同FW大迫勇也が所属するケルンが対戦。フランクフルトが1-0と完封勝利を収めた。
ケルンの日本代表FW大迫勇也は無得点に終わったものの、フル出場。試合後、敗戦を振り返っている。
大迫は「前半の入りが良くなかったのが第一ですし、3バック相手に先制点を与えたら難しい試合になるかなと思います」と、開始5分でビハインドを負った一戦を振り返り、試合への入り方が勝敗を分けたという考えを明かした。
「(うまく試合に入ることができれば)少なくとも引き分けには持っていけたとは思いますけど、うちが4バックでやって、ボール回しの部分で自信がないような感じはしたので、しっかりと積極的に前に出すようにしないと。全部後ろだったから、修正しないといけないと思いますけどね」
サイドに流れてクロスを上げるプレーが多かった自身の出来については「その形を出せば点を取れるかなと。(フランクフルトの)3バックが今日はすごくやりにくく感じたので、慣れるまで時間がかかりました。慣れてからはサイドを使えばもっとうまい感じで展開できるので、もっと早く慣れたかったですね」と語った。
フランクフルトの日本代表MF長谷部誠との対決については「マッチアップはあんまりなかったですけどね。(長谷部が)3バックの真ん中だったから、そこまで感じなかったですけど」と話し、約1年4カ月ぶりに復帰を果たした日本代表でのプレーに向けて、以下のように語った。
「まあ、切り替えて。チームもポジションも別なので、もっと前に専念できますし(フランクフルト戦では)点を取るチャンスが一本あった。あそこで点を取るように、もっと集中して取り組みたいです」
11日に行われるキリンチャレンジカップ 2016のオマーン代表戦は、鹿島アントラーズ所属時に慣れ親しんだカシマスタジアムでの試合となる。大迫は「楽しみですね。一番好きなスタジアムなので。一番点を取っているスタジアムですからね」と、古巣の本拠地でのプレーを心待ちにしているようだった。
By サッカーキング編集部
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