コロンビア戦で先制点を記録した香川真司 [写真]=Getty Images
日本代表は20日、2018 FIFAワールドカップ ロシアのベースキャンプ地となるカザンでトレーニングを行なった後、取材対応を行なった。
前日にはW杯グループステージ第1戦でコロンビア代表に2-1で勝利を収め、白星スタートとなった。この試合でPKから貴重な先制点を挙げた香川真司(ドルトムント)は、「ちょっと普段よりは寝付きは悪かったけど寝れました。試合後はいつも寝れないことが多いので」と昨夜の様子を語ると、「4年前コートジボワール戦に負けた試合の後の方が、厳しい夜だった。勝った日の夜はどうなんだろうと思ったけど、逆に冷静で1勝しただけなんでまた次に目を向けていきたい」とすでに気持ちを切り替えていることを明かした。
W杯グループステージの初戦というビッグマッチで結果を残した香川。このことによる自分の中での変化には「そこまで振り返らないようにしてます。次に集中したい。それはW杯が終わってからいくらでもできる。ただ1勝して、ただ1点取っただけで、これからタフな戦いは続く」と何も終わっていないことを強調した。
所属チームのドルトムントでも大きな舞台を数多く経験している香川だが、W杯という舞台は「試合前が嫌ですね」と率直な心境を明かした。「試合が始まればある程度問題はない。でも、試合前の雰囲気や時間であったりは、考えちゃうことはある。やはりW杯はW杯。チャンピオンズ(リーグ)やブンデス(リーガ)、(DFB)ポカールの決勝などとは雰囲気がまた違う」
だが、そういった中での勝利には、「自分自身のここまでやってきた自信であったりっていうのがあるから、感情をコントロールできた。試合前にそういうところをコントロールするのは、なかなか新鮮であり、大変だった」と振り返った。
また、コロンビア戦の後に行われたポーランド代表とセネガル代表の結果と内容を見て、「彼らが非常に強いということを改めて分かった」とコメント。「そこに目を向けて、中4日しかないので、体力的には回復する時間はありますけど、戦術的なところを練習できるのは少ないのでしっかりと準備していきたい」と24日の第2戦セネガル戦に向けて意気込みを語った。
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By サッカーキング編集部
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