サッカー経験者が多く在籍するJr.EXILEのみなさんの「ON」(熱中する時間)と「OFF」(リラックスする時間)を探る、雑誌『SOCCER KING』との連動企画です。WEB『サッカーキング』では「ON」の一面をお見せします!
海沼流星(かいぬま・りゅうせい)|1999年6月19日、神奈川県生まれ。2017年に開催された「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION5 RAP部門」のファイナリストに選出され、2019年5月にBALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEの一員としてメジャーデビュー。
―ご自身の性格を一言で表すと?
海沼流星(以下、海沼) 結構、大雑把ですね。ブラジルとのハーフなので、純粋な日本人と比べるとテンションに違いがある思います。普段は静かなんですけど、急にテンションが高くなるときがあって、周囲からは「差がすごい」って言われます(笑)。小学生の頃は、夏休みや冬休みといった長期休暇を使って毎年のようにブラジルへ行っていました。暮らしやすさで言うと断トツで日本のほうがいいですが、人との付き合い方ではブラジルのほうが好きですね。日本人がとても愛されているし、誰とでもすぐに仲良くなれます。今でも連絡を取っている友達もいますし……また行きたいなあ。
―「ON」にさせてくれるものは?
海沼 仕事のときは常に「ON」ですね。特にライブでは、緊張や興奮で気持ちがすごく高ぶるので、がっつり「ON」のスイッチを入れています。「ON」の状態のときは、周りからの見え方をすごく気にします。
―どんなふうに見えていたいですか?
海沼「カッコよく見えていたい」とは思わないですけど、ライブのときに大事にしているポイントがあって。僕はラップ担当なんですけど、ラップってしっかり伝えないと歌詞が伝わりにくかったりする場合もあるので、一つひとつの言葉の意味を理解して、体全体を使いながら表現することをすごく大事にしています。
―「これだけは誰にも負けない」と言えるものは?
海沼 いま話した大事なポイントを常に意識して、貫きとおすという意志は誰にも負けない自信があります。
―サッカーをプレーしていた時期は?
海沼 小学1年生から6年生の間、東京ヴェルディの下部組織でプレーしていました。もともと、父親がプロを目指して海外留学を経験したくらいサッカー好きで。特にやりたいことがなかった僕に、父親が「やってみたら?」と言ってくれたんです。中学生になってからはダンスを始めたので、もっと瞬発力をつけてダンスに生かしたいと思って陸上部に入りました。
―当時の思い出は?
海沼 チームで練習する時間も、父親に教えてもらう時間もすごく楽しかったです。小さいながらも日々、自分の成長を感じられたというか。
―当時、憧れていた選手は?
海沼 ロナウジーニョやカカ、ロナウドといったブラジル人選手です。同じブラジルの血が流れているという共通点があったことも理由の一つですが、母親がよくブラジル代表の試合を観戦していたので、一緒に応援しているうちに憧れの存在になりました。実際に試合を見にいったこともあります。僕はMFかFWでプレーすることが多かったので、ロナウジーニョのプレー動画を見て真似たりしていました。
―今でもサッカーをすることは?
海沼 たまに知り合いや友達と遊び感覚でやることはあります。とはいえ、やり始めたら真剣になって「ON」になっちゃいます。もし、どこかのクラブでプレーできるとしたらサントスがいいですね。大好きなネイマールがプレーしていたし、昔から応援しているクラブなんです。
取材・文=近藤七華
写真=吉田 武
スタイリング=jumbo(speedwheels)
ヘアメイク=富樫明日香(コンティニュー)
【INFORMATION】
BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE
最新作『ANTI-HERO’S』/2020年2月12日(水)On Sale!
CD+DVD:¥2,400(+tax)
CD Only:¥1,182(+tax)
2月より開催される、BALLISTIK BOYZ初となる全国ツアーのキックオフシングル。1月22日より先行配信開始!
詳細はこちら
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト