ビダルはオーストラリア戦で先発出場するも後半早々に交代した [写真]=Getty Images
オーストラリア戦にスタメンで出場したチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルは試合後、自身のプレイに満足できなかったことを明かしている。チリのポータルサイト『emol.com』が伝えた。
ビダルは後半14分にフェリペ・グティエレスと代わってピッチを去った直後、落ちていた物を蹴ると持っていたビブスを地面に叩きつけてから、苛立った表情でベンチに腰掛けた。交替させられたことに不満があったのではなく、自分自身のプレイに不満があっての行動だったようだ。
「監督からスタメン出場を告げられたときは自分のコンディションも良いと感じていたし、良いプレイができるだろうと思っていた。だがピッチでは思うようなプレイができなかった。100パーセントの状態に達していないことは自覚しているが、満足のいくプレイができていないことが悔しかった」
ホルヘ・サンパオーリ監督は、次のスペイン戦にもビダルを使う方向で考えているという。ビダルはスペイン戦に向けて意気込みを語っている。
「オランダとの試合で大敗しても、スペインの力は我々より上だと思う。だからこそしっかり準備していかなければならない。私自身も今日より良いプレイができるように願っている」
(記事/Cartao Amarelo)