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ブラジルサッカー連盟の次期会長がスコラーリ監督の続投を明言

2014.07.12

W杯後の去就が注目されているスコラーリ監督 [写真]=Getty Images

 ブラジルサッカー連盟(CBF)の次期会長に内定しているマルコ・ポーロ・デウ・ネロ氏が、ワールドカップ終了後もルイス・フェリペ・スコラーリ監督に続投を要請していることを表明した。ブラジルのスポーツメディア『ESPN Brasil』が伝えている。

 デウ・ネロ次期会長は記者会見の席で、スコラーリ監督の続投について次のように説明した。

「ドイツ戦では戦術的な誤りが起こったと認識している。人間は完璧でないのだから、誰しも間違いは起こしてしまうものだ。ドイツ戦だけでフェリポンの仕事を評価しないことが重要。フェリポン(スコラーリ監督の愛称)は優秀な監督であり、チーム作りも準備も良好であったと思う」

 スコラーリ監督は2012年に更迭されたマノ・メネーゼス前監督(現コリンチャンス監督)の後釜としてブラジル代表監督に2度目の就任。監督として数々の実績を残したスコラーリ監督の手腕はブラジル国内でも高く評価されていて、ブラジル国民は当然のように優勝を確信していた。だが先のドイツ戦での歴史的大敗を境に、同監督の人気は急落している。

(記事/Cartao Amarelo

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