スウェーデンとロシアの対戦はスコアレスドローに終わった [写真]=Getty Images
ユーロ2016予選が9日に各国で行われた。グループGの首位に立つロシア代表は、スウェーデン代表とアウェーで対戦し、1-1で引き分けた。
開幕節のリヒテンシュタイン代表戦(4-0)に快勝したロシアは、9月9日に行われたその一戦から先発メンバーを3人変更。リヒテンシュタイン代表戦で途中出場からゴールを奪ったアルテム・ジューバが先発で起用された。一方、スウェーデン代表も9月9日のオーストリア戦から先発を3人変更。この試合での戦列復帰が噂されたズラタン・イブラヒモヴィッチはベンチスタートとなった。
試合は序盤にいきなり動く。9分、中盤でのボールカットから、こぼれ球を拾ったアレクサンドル・ココリンがボックス手前まで持ち上がりシュート。ゴール右隅を狙ったシュートは、そのままゴールに吸い込まれ、アウェーのロシア代表が先制した。
対するスウェーデン代表は11分、セバスティアン・ラーションのパスを受けてボックス左に侵入した ジミー・ドゥルマズがスモルニコフに倒されPKを獲得。しかし、このPKをラーションが失敗し、同点のチャンスを逃してしまった。その後、一進一退の攻防を繰り広げた両チームだったが、お互いにゴールネットを揺らせず、ロシア代表がリードを保ったまま試合を折り返した。
迎えた後半、スウェーデン代表が開始早々に追いつく。49分、左サイドをドリブルで持ち上がったドゥルマズの折り返しを中央に走り込んだオラ・トヴォイネンが流し込んだ。
同点に追いつかれたロシアだったが、58分に決定機を迎える。スルーパスに抜け出したオレグ・シャトフがボックス内にドリブルで侵入。飛び出したGKアンドレアス・イサクションを冷静にかわし、左足を振り抜くもシュートはゴールの左に外れた。その後も勝ち越しゴールを目指したロシア代表だったが、ゴールをこじ開けることはできず、試合は1-1の引き分けでタイムアップを迎える。
同日に他会場で行われたグループGの試合では、オーストリア代表が敵地でモルドバ代表と対戦。1-1で前半を折り返すと、52分にマルク・ヤンコが勝ち越しを決め、敵地で勝利。また、リヒテンシュタイン代表とモンテネグロ代表の対戦はスコアレスドローに終わっている。
(記事/超ワールドサッカー)
【得点者】
1-0 9分 アレクサンドル・ココリン(ロシア代表)
1-1 49分 オラ・トヴォイネン(スウェーデン代表)