25日にUEFAユースリーグ決勝が行われ、GK小久保玲央ブライアンが所属するベンフィカが、ラウール・ゴンサレス監督率いるレアル・マドリードと対戦。レアルが3-2で勝利し、同大会初優勝を飾った。
現在19歳の小久保は、2019年1月にベンフィカU-23に加入。今回は、ベンフィカU-19の一員としてUEFAユースリーグに参加していた。UEFAユースリーグは、2013年に発足したU-19世代の欧州カップ戦であり、今シーズンの決勝戦にはベンフィカとレアルが勝ち進んだ。両チームともに、勝利すれば同大会初戴冠となる。
小久保は正GKとしてスタメン出場。試合は26分、ゴール前に陣取ったFWパブロ・ロドリゲスが右サイドからのクロスにヘディングで合わせ、レアルが先制に成功する。前半終了間際の45分には、ベンフィカのオウンゴールで追加点を奪取した。一方のベンフィカは、49分にMFゴンサロ・ラモスが1点を返すも、直後の50分にレアルが3点目を決める。ベンフィカは、57分にG・ラモスがこの試合2点目をマークして再び1点差に詰め寄ったが、チームはその後PKのチャンスをレアルGKルイス・ロペスにストップされるなど得点機を逃し、レアルが3-2でベンフィカを下した。
小久保は、重要な決勝戦でフル出場。ベンフィカゴールを死守するべく奮闘したが、悔しい敗戦となった。
By サッカーキング編集部
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