決勝ゴールとなったPKを決めるジエゴ・コスタ [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグが30日に行われ、チェルシーとアトレティコ・マドリードが対戦した。
アトレティコ・マドリードのホームで行われたファーストレグは、0-0のスコアレスドロー。セカンドレグは、チェルシーのホームで開催された。
5分にアトレティコ・マドリードのコケが左サイドからクロスを入れると、ボールは直接クロスバーを直撃。先制点は生まれなかったが、その後はホームのチェルシーがペースを握った。15分にウィリアンがゴール正面でFKを直接狙ったが、シュートはゴール上に外れ、23分に右サイドのスローインからダヴィド・ルイスがオーバーヘッドシュートを放ったが、ボールはゴール脇に逸れた。
チェルシーは押し込みながら得点できなかったが、36分についに先制。右サイド深くからセサル・アスピリクエタがグラウンダーのクロスを入れると、ゴール前に走り込んだフェルナンド・トーレスが蹴り込んだ。
均衡が破られると、アウェーのアトレティコ・マドリードもすぐさま反撃。44分に左サイドからティアゴがゴール前にボールを送ると、ファーサイドに走り込んだファンフランがダイレクトで折り返す。最後は、ゴール前のアドリアン・ロペスが右足のボレーシュートで押し込んだ。
同点のまま後半を迎えると、後半開始直後の47分に、アトレティコ・マドリードのアルダ・トゥランがゴール前でボレーシュート。チェルシーも、53分にセットプレーからジョン・テリーがヘディングシュートを放ったが、いずれも両GKが好セーブで弾き出した。
ホームのチェルシーは、54分にアシュリー・コール代えて、サミュエル・エトーを投入した。ところが、61分にエトーがジエゴ・コスタをペナルティエリア内で倒してPKを献上。勝ち越しのチャンスを得たアトレティコ・マドリードは、ジエゴ・コスタ自身が蹴り込んで、逆転に成功した。
アトレティコ・マドリードが試合をひっくりかえすと、64分にセットプレーからチェルシーのダヴィド・ルイスがヘディングシュートを放ったがGKティボー・クルトワが好セーブを見せた。72分には、アトレティコ・マドリードのアルダ・トゥランがクロスバー直撃のヘディングシュートを放つと、リバウンドをアルダ・トゥラン自身が押し込み、3点目を奪った。
アウェーでチェルシーを突き放したアトレティコ・マドリードは、2点差を保ったまま逃げ切りに成功し、3-1と快勝。1勝1分けと上回ったことで、チャンピオンズカップ時代に準優勝した1973-1974シーズン以来となる40年ぶりの決勝進出を果たした。
なお、決勝は5月24日にポルトガルのエスタジオ・ド・SLベンフィカで開催。初優勝を目指し、大会最多となる9度の優勝経験を誇る同じスペインのレアル・マドリードと対戦する。なお、スペイン勢対決は、レアル・マドリードとバレンシアが対戦した1999-2000シーズン以来、14シーズンぶりとなる。
【スコア】
チェルシー 1-3 アトレティコ・マドリード
【得点者】
36分 フェルナンド・トーレス(チェルシー)
44分 アドリアン・ロペス(アトレティコ・マドリード)
61分 ジエゴ・コスタ(アトレティコ・マドリード)
72分 アルダ・トゥラン(アトレティコ・マドリード)
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