パリSGとのセカンドレグで6-1と大勝したバルセロナ [写真]=NurPhoto via Getty Images
8日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグで、パリ・サンジェルマン(フランス)相手に大逆転劇を演じたバルセロナ(スペイン)。しかし、パス成功数は大敗を喫したファーストレグよりも少なかったようだ。9日付のスペイン紙『アス』が、UEFA(欧州サッカー連盟)の公式HP『UEFA.com』に掲載されているスタッツをもとに比較している。
バルセロナは2月14日に敵地で行われたファーストレグで、0-4と大敗。『アス』によると、同試合のパス成功数は522本だったという。一方、本拠地カンプ・ノウで行われたセカンドレグのパス成功数は、ファーストレグよりも8本少ない514本。また、その成功率も89パーセントから87パーセントへと微減していたそうだ。バルセロナがパスサッカーを得意とし、6-1の大勝を収めたことを考えれば、意外な数字だと言えるだろう。
なおボール支配率は、ファーストレグが57パーセントだったのに対して、セカンドレグは65パーセントと、8パーセントも増加。ただしチームの総走行距離は、ファーストレグ(105.1キロメートル)もセカンドレグ(105.8キロメートル)も同じ105キロメートル台だった。
以上の比較結果を報じた『アス』は、「2つの試合のデータはほとんど同じものだったが、全く異なる結果となった。これは、サッカーにおける“パラドックス”と言える」と記事を結んでいる。
(記事/Footmedia)
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