前日会見に臨んだ広島MF青山敏弘 [写真]=FIFA via Getty Images
サンフレッチェ広島MF青山敏弘は19日、FIFAクラブワールドカップ2015の3位決定戦に向けて前日記者会見に出席した。
開幕戦でオークランド・シティ(ニュージーランド)、準々決勝でマゼンベ(DRコンゴ)を破った広島は、準決勝でリーベル・プレート(アルゼンチン)に惜敗。同じく準決勝でバルセロナ(スペイン)に敗れた広州恒大(中国)と3位をかけて対戦する。
ここまで異なる大陸の王者と3試合を戦い、実力を十分に発揮した広島。青山は今大会を振り返り、「3試合は非常に良い戦いができて、成長しながら最終日の3位決定戦に挑める。最後はチームとして勝ってもう一つ上のクラブとしてレベルを上げてこの大会を終わりたい」と白星で大会を締めくくると誓った。
大会を通じて、個人、チームとして成長できた部分については「やはり勝つことが成長だと思う。リーベルには勝てなかったですけど、その前の2試合では勝って、その勝つことが自分たちを大きくする。負けたとしても、その負け方自体に納得はしていないですけど、ポジティブなものだと思っている。そういうメンタル的な部分も成長できているのかな」と特に精神面で大きな成長があったようだ。
広州恒大の中盤には今大会でも大活躍を見せたブラジル代表MFパウリーニョが君臨する。強力なタレントについては「良い選手なのは間違いないですし、前線のブラジル人を生かせるのはそこの守備が起点になって、そこからの攻撃だと思う。いかにそこをかいくぐって攻撃を押し上げられるか。それをやることができればもちろんチャンスはある」と同選手とのマッチアップが好守において試合のキーポイントになると予想。一方で、「ただそんなに意識し過ぎずにやれればいいかなと自分自身は思っているので。特別な意識はないですね」と必要以上に意識することはないと語った。
20日に横浜国際総合競技場で行われる広島と広州恒大の3位決定戦は、16時にキックオフを迎える。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト