フランス代表としてW杯にも出場したレミー [写真]=Getty Images
リヴァプールが、フランス代表FWロイク・レミーの獲得に近づいていたものの、メディカルチェックに問題があったため、破談になったとイギリスメディア『BBC』が伝えた。
昨シーズン、QPR(クイーンズ・パーク・レンジャーズ)からニューカッスルにレンタル移籍したレミー。リーグ戦26試合に出場したが、終盤戦の11試合では、ふくらはぎの負傷などにより、4試合しか出場できなかった。
『BBC』は、リヴァプールが移籍金850万ポンド(約14億7000万円)と、背番号「7」を用意していたと報じ、同クラブからのコメントは得られていないが、メディカルチェックで問題があったと伝えた。レミーはQPRに復帰することが予想される。
リヴァプールは今夏、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスをバルセロナ、スペイン人FWイアゴ・アスパスをセビージャへ放出するなどした一方、サウサンプトンからイングランド代表FWリッキー・ランバート、同MFアダム・ララナ、レヴァークーゼンからドイツ人MFエムレ・カン、ベンフィカからセルビア代表FWラザル・マルコヴィッチを獲得。また、サウサンプトンのクロアチア代表DFデヤン・ロヴレンやリール所属のベルギー代表FWディヴォック・オリギ獲得に動いていると目されている。