クロップ新監督、自身は普通の人間だと強調「“ノーマル・ワン”だね」

　リヴァプールの新指揮官に就任したユルゲン・クロップ監督が、9日に就任会見を行った。イギリスメディア『スカイスポーツ』など各メディアがコメントを伝えている。

　初めてのプレミアリーグ挑戦を決めたクロップ監督は、リヴァプールのファンに対して「考えられないほど素晴らしいサポーターがいて、アンフィールドは最高の空気を持った世界でも名高いスタジアムだ。サポーターといい関係を構築したいし、心に残る思い出を作りたい。我々はお互いにエネルギーを与え合えると思うし、最高の旅をともにしたいね」と熱い思いを語った。

　クロップ監督は、1年間は休養する意向を示していた。早期の復帰となったことについては「本来ならまだ休暇中だったよ。でもここ数日でレースに戻ることを決めたんだ。（リヴァプールからのオファーは）自分が考えうる最高の名誉だよ。私にとっては世界最高のクラブの一つだ」と、リヴァプールからのオファーを断ることはできなかったと明かしている。

　チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、自身のことを“スペシャル・ワン”と称したが、報道陣に何と呼ばれたいかを尋ねられると「自分を説明するのは好きじゃない。私は本当に普通の人間なんだ。だから私は“ノーマル・ワン”だね」とあくまで“普通の存在”であることを強調した。