チェルシー、冬の移籍第1号へ…シャフタールの攻撃的MFと口頭合意か

　チェルシーがシャフタールに所属するブラジル人MFアレックス・テイシェイラの獲得で口頭合意に達したようだ。23日付のイギリス紙『デイリーミラー』などが報じている。

　同紙によると、チェルシーは来年1月に解禁される移籍市場を前にテイシェイラの獲得交渉で口頭合意に達した模様。移籍金は約3000万ポンド（約54億円）と見積もられており、契約期間は5年であるという。

　プレミアリーグでの低迷が続くチェルシーはコロンビア代表FWラダメル・ファルカオやスペイン代表FWジエゴ・コスタら攻撃陣が不調。得点力アップに向けてシャフタールでウイングとして活躍するテイシェイラに白羽の矢を立てた。同選手はすでに今シーズンのチャンピオンズリーグにシャフタールの選手として出場しているため、チェルシーで同大会に出場することはできない。しかしリーグ後半戦の巻き返しに向けクラブは同選手の獲得を決断したようだ。

　現在25歳のテイシェイラはヴァスコ・ダ・ガマの下部組織出身。2008年にトップチーム昇格を果たすと、2009年12月にシャフタールへ移籍した。昨シーズン、ウクライナ・プレミアリーグで自己最多となる17ゴールを記録すると、今シーズンもここまで15試合で22得点を挙げる活躍を見せている。