ヘディングシュートを決めて笑顔を見せる武藤嘉紀 [写真]=Bongarts/Getty Images
プレシーズンマッチが7日に行われ、FW武藤嘉紀のマインツとリヴァプールが対戦。武藤はベンチスタートだった。
ホームでの一戦に臨んだマインツは14分、左サイド深くからのクロスで相手DFのハンドを誘発し、PKを獲得。ダニエル・ブロジンスキがゴール左隅に決め、先制に成功した。
アウェーのリヴァプールは前日にインターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)2016のアメリカ・ヨーロッパラウンドでバルセロナと戦い、4-0と快勝。マインツ戦では先発メンバーを大幅に入れ替えて臨んだが、苦しい展開を強いられることとなった。
次のゴールもマインツのものだった。45分、カウンターから縦パスに抜け出したジョン・コルドバがペナルティーエリア手前からのドリブルで左前方へ持ち出し、角度のないところから左足を一閃。ニアサイドを破るシュートでゴールネットを揺らした。
2-0で迎えた後半、マインツは59分にユヌス・マッリが豪快なミドルシュートをゴール左隅に決めて3点目。リードを広げると、70分には武藤を投入する。そして4分後、武藤は右サイドからのクロスに反応。ニアサイドに飛び込んでヘディングシュートを突き刺し、チームの4点目を記録した。7月13日のスウィッチバックス戦で負傷からの実戦復帰を果たした武藤。同28日のセビージャ戦を経て、ついに復帰後初ゴールを挙げた。
試合は4-0で終了。ホームのマインツがゴールラッシュを見せて快勝した。リヴァプールのユルゲン・クロップ監督にとっては、選手時代の大半を過ごし、指導者転身後初めて指揮を執った古巣との対戦だったが、完敗を喫することとなった。
【得点者】
1-0 15分 ダニエル・ブロジンスキ(PK)(マインツ)
2-0 45分 ジョン・コルドバ(マインツ)
3-0 59分 ユヌス・マッリ(マインツ)
4-0 74分 武藤嘉紀(マインツ)
By サッカーキング編集部
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