5月、リネカー氏にパンツ一丁でのテレビ出演を要求するサポーター [写真]=Getty Images
元イングランド代表FWで現在はサッカー解説者として活躍しているギャリー・リネカー氏が、パンツ一丁でテレビ出演した。イギリスメディア『BBC』が13日、公式ツイッター上で映像を公開している。
リネカー氏は昨年末、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターが仮にプレミアリーグを制覇した場合、パンツのみを着用してテレビに出演することを約束。その後、レスターは快進撃を続け、見事にリーグ優勝を成し遂げた。リネカー氏が宣言通りに下着姿で出演するのかに注目が集まっており、イギリスの当時の首相であったデイヴィッド・キャメロン氏が約束を守るべきとの見解を示すなど、盛り上がりを見せていた。
そして新シーズンが開幕した13日、イギリスメディア『BBC』のサッカー番組『マッチ・オブ・ザ・デイ』で、リネカー氏の公約が実行された。
同氏は白のパンツ姿でスタジオに登場。番組が始まると画面中央に立った同氏が「また新シーズンがやってきました。新たなタイトル、監督、選手たち…でもそれ以外は特に変わりはないでしょう」などと、あくまで“真顔”でイントロをこなした。後ろに座った元イングランド代表FWアラン・シアラー氏と同代表FWイアン・ライト氏もにやけながら見守った。
その後はそのままの格好で席に座り、開幕戦のレスター対ハル・シティ戦を振り返るなど司会として番組を進行。昨年の宣言を守り、“パンツ一丁”での番組出演を敢行した。
リネカー氏はレスターの下部組織出身で、1976年にトップチームへ昇格。エヴァートンでの1シーズンを経て1986ー87シーズンよりバルセロナでプレーした。リーガ・エスパニョーラでは103試合で42ゴールを決めるなど高い得点力を発揮している。その後トッテナムでもプレーした同氏は、1992年夏に発足したばかりだったJリーグの名古屋グランパスエイトに加入した。1994年をもって現役を引退し、現在は解説者としてイギリス国内のテレビ番組などに出演している。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト