ブラボ(左)のマンC移籍報道で、ハート(右上)やD・アウヴェス(右下)の去就にも影響が出てきそうだ [写真]=Getty Images
マンチェスター・Cが、バルセロナに所属するチリ代表GKクラウディオ・ブラボの獲得に迫っているようだ。同選手の加入に伴い、マンチェスター・Cのイングランド代表GKジョー・ハートは退団が有力視されている。イギリス紙『デイリーメール』が15日に報じた。
14日付のスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』によると、ブラボの関係者がマンチェスター・C移籍について「話はほとんど合意に達している」とコメント。加入合意が目前に迫っていると報じられた。バルセロナ側は移籍金2000万ユーロ(約22億6000万円)から2500万ユーロ(約28億3000万円)程度での同選手放出を容認する意向と伝えられている。
そして翌15日、『デイリーメール』もブラボのマンチェスター・C移籍が目前と報じた。移籍金は1700万ポンド(約22億1000万円)、契約期間は4年と伝えられている。
プレミアリーグ開幕後に舞い込んできたブラボのマンチェスター・C加入報道。同選手の移籍に伴い、GKの玉突き人事が発生する見通しとなった。同紙によれば、マンチェスター・Cの正守護神を務めてきたハートは退団することが有力に。エヴァートンがレンタル移籍での獲得に興味を示している模様だ。
また、ブラボの代役となるGKの補強が必要となったバルセロナは、バレンシアに所属するブラジル人GKジエゴ・アウヴェスと会談の場を設けた模様だ。バルセロナは現在、ドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが負傷離脱を強いられていることから、まずは新戦力の確保に成功してからブラボ放出を決定したいと考えているようだ。
バルセロナが獲得に向けて動いていると見られるD・アウヴェスは1985年生まれの31歳。2011年からバレンシアでプレーしている。PKストップを得意とする守護神で、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、両選手のキックを初めて止めたGKとしても知られている。
By サッカーキング編集部
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