今シーズンのリーグ戦で初めて先発出場 し岡崎慎司 [写真]=Leicester City FC via Getty Images)
プレミアリーグ第2節が20日に行われ、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターとアーセナルが対戦した。岡崎は先発出場を果たしている。
昨シーズンに“奇跡の優勝”を果たしたレスターだが、王者として迎えた今シーズン開幕戦は、昇格組のハルを相手に敵地でまさかの敗戦。1992年のプレミアリーグ創設以降、開幕戦で前年度王者が敗れたのは初のことで、レスターは不名誉な記録とともに新シーズンのスタートを切った。ホーム開幕戦となった今節、王者として連敗は避けたいところ。昨シーズン、主に先発で起用された岡崎は、開幕戦でベンチスタートだったが、今節はスタメンに復帰した。
対して昨シーズン2位のアーセナルも、前節はリヴァプールと打ち合いの末に敗戦を喫した。黒星スタートとなったものの、今節は昨シーズンに2連勝を挙げたレスターとの対戦。得意とする相手から、今シーズン初白星を狙う。
試合はアーセナルが主導権を握る。25分、アレックス・オックスレイド・チェンバレンが左サイドから中央へ切り込み、ペナルティエリア手前で右足を振り抜くが、シュートはわずかに枠の右に外れた。31分には、左サイドのFKでサンティ・カソルラがゴールへ向かうクロスを供給。中央で誰も触れないまま、ボールはゴール右隅を捉えるが、相手GKカスパー・シュマイケルに弾き出された。
レスターもカウンターを中心に攻撃を作るが、決定的なチャンスを作れないまま、前半をスコアレスで折り返す。
後半に入って50分、レスターにアクシデントが発生する。ナンパリス・メンディが右足首を負傷。軽い治療後に一度はピッチに戻ったが、続行不可能で53分にアンディ・キングとの交代を強いられた。
レスターは56分、ペナルティエリア手前右からのFKで、リヤド・マフレズが直接狙うが、強烈なシュートはわずかにクロスバー上に外れた。67分、岡崎を下げてレオナルド・ウジョアを投入する。
一方のアーセナルは73分、グラニト・ジャカとサンティ・カソルラに代えて、ジャック・ウィルシャーとメスト・エジルをピッチに送り出す。さらに78分には、チェンバレンを下げてオリヴィエ・ジルーを入れた。
レスターは87分にマーク・オルブライトンに代えてアーメド・ムサを投入。後半アディショナルタイム2分、エリア内右に抜け出したマフレズが右足を振り抜くが、シュートは相手GKペトル・チェフの好セーブに阻まれる。さらに同3分には、エリア手前中央で得たFKで、ダニー・ドリンクウォーターが右足で直接狙うが、ウジョアに当たってオフサイドの判定となった。
両チームとも最後までゴールに迫ったが、スコアは動かないまま終了。レスターとアーセナルは0-0の引き分けに終わり、両者ともリーグ戦初白星を逃した。
By サッカーキング編集部
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