ヴェンゲル監督(左)が、武者修行に出した浅野(右)に対する信頼を語った [写真]=Arsenal FC via Getty Images
アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督が、シュトゥットガルトにレンタル移籍している日本代表FW浅野拓磨への信頼を明かした。クラブ公式サイトが7日に伝えた。
現在21歳の浅野は、今夏にサンフレッチェ広島からアーセナルへ移籍。しかし、イギリスの労働許可証が下りず、今シーズンはブンデスリーガ2部のMF細貝萌が所属するシュトゥットガルトにレンタル移籍している。
アーセナル加入が決まった際、「タクマは非常に才能がある若いストライカーで、(クラブの)未来を担う将来有望な一人だ」と絶賛していたヴェンゲル監督。今シーズンはブンデスリーガ2部での武者修行が決まったが、それでも浅野の能力を「強く信じている」と改めて語った。
「彼の走力、スピード、体の強さにおけるクオリティを評価している。とてもアグレッシブな選手だ。あれほど毎回のようにDFの裏へ走り込める選手はなかなかいない。彼の武器の1つだ。私は彼のことを強く信じている。日本代表の(ヴァイッド・ハリルホジッチ)監督にも会ったことがあるが、彼もタクマのことを完全に信頼していたよ」
6日に行われた2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選第2戦のタイ代表戦では、先発で起用され、勝利を決定付ける追加点を挙げた浅野。日本代表と新天地シュトゥットガルトで、アーセナル復帰を掴む活躍に期待がかかる。
なお、同サイトでは「タクマ・アサノのことをどれだけ知っている?」と題して浅野に関するクイズも掲載。「サンフレッチェでプレーしていたときのタクマのニックネームは?」など8問が出題されている。
さらにファンからのコメントには、「いい選手」や「アグエロタイプのスマートな選手になるだろうね」、「彼には時間を与えるべき」などのコメントが並んだ。
By サッカーキング編集部
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