CL初戦でまさかのベンチ外となった岡崎 [写真]=Leicester City FC via Getty Images
レスターに所属する岡崎慎司が、ベンチ外となった14日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第1節クラブ・ブルージュ戦について語った。コメントを17日付けの地元紙『レスター・マーキュリー』が伝えている。
昨シーズンは不動のレギュラーとしてイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディとコンビを組んでいた岡崎だが、クラブには今夏ナイジェリア代表FWアーメド・ムサが加わったほか、アルジェリア代表FWイスラム・スリマニもクラブレコードとなる移籍金で加入。アルゼンチン人FWレオナルド・ウジョアも残留し、ストライカーの選手層が厚くなった中で、岡崎はここ3試合連続でスタメンに選ばれていたが、14日のクラブ・ブルージュ戦ではチームがCL初白星を手にした一方でベンチ外となっていた。
同紙によれば、岡崎がクラウディオ・ラニエリ監督からメンバー外になることを聞いたのは、試合開始まで2時間を切ったミーティングのときだったという。
岡崎は「予想外でしたね、CLの初戦でベンチにも入れないというのは。基本的にレギュラーでプレーしていて、自分にとっての最悪のケースはベンチ入りだと思っていました」と、まさかのメンバー外に驚きを示した。その上で「僕達には沢山のFWがいるので、ちょうどよかったのかもしれません。ベンチに座っていたウジョアやムサは、試合に入れば流れを変えられる選手です。そう考えれば、僕が最も外しやすい選手だったんだと思います」と、チームメートの実力を考えれば選外になるのも不思議ではないと語っている。
熾烈なスタメン争いが繰り広げられる予感の中、開幕してから岡崎にはゴールがない。それについては「確かにここのところゴールを決めてはいないですが、沢山準備をしてきましたし、本当にプレーしたかったんです。とてもがっかりしています」と、心待ちにしていたCLへの出場が叶わなかったことに落胆。岡崎はこれまで同大会への出場経験がない。
それでも「辛いことだけど、監督が僕をどう見ているかわかったのは良かったです。集中して、ハードワークします」と最後は先を見据えていた。
レスターは17日、ホームのキング・パワーにバーンリーを迎える。すでにリーグ2敗を喫しているディフェンディング・チャンピオンにとって、なんとしても勝利したい一戦だ。失意のベンチ外から3日、岡崎は悔しさをバネに活躍することができるだろうか。
By サッカーキング編集部
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