退席処分を命じられたサンダーランドのモイーズ監督 [写真]=Getty Images
フットボールリーグ・カップ(EFLカップ)4回戦が26日に行われ、サンダーランドは日本代表DF吉田麻也所属のサウサンプトンと対戦し、0-1で敗れた。試合後、ゲーム中に退席処分を受けたサンダーランドのデイヴィッド・モイーズ監督が判定に対するコメントを残している。26日付のイギリス紙『デイリーミラー』が伝えた。
モイーズ監督が判定に疑問を呈したのは89分のシーン。1点ビハインドのサンダーランドは、元ナイジェリア代表FWヴィクター・アニチェベがエリア内で吉田のタックルを受けて倒れた。しかしホイッスルはならず、モイーズ監督は第4審判に詰めよる。これを受けて主審のクリストファー・カバナフ氏はモイーズ監督に退席を宣告。同指揮官は不満を表しながらピッチを去ることとなった。
同紙によると、試合後のモイーズ監督は、「我々は負けに値していなかった。延長戦へ持ち込めずに残念だ」と結果に落胆。さらに、「ボックスの中で吉田はヴィクターと交錯した。間違いなくPKだった。しかしあの判定の瞬間、我々の運は尽きてしまったよ」と続け、吉田のタックルはPKに相当するものだったと主張した。
判定に不満を語った一方、モイーズ監督は自らの行動を反省。「私はエリアを離れ、第4審判に主張した。あの行動は正しかった。ただ、彼が私に下がるよう追いかけてきたとき、私は彼に悪態をついてしまった。そうするべきではなかったし、退席に値するよ」と抗議が過剰になったと振り返った。
結局、最後まで得点を奪えず敗れたサンダーランドは、これで大会を去ることに。同クラブはここまでのプレミアリーグで、2分け7敗と白星を挙げることができておらず、最下位に沈んでいる。
By サッカーキング編集部
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