上海上港に移籍するオスカル [写真]=Getty Images
チェルシーは22日、ブラジル代表MFオスカルが1月の移籍市場で中国の上海上港に移ることに関して、クラブ間合意に達したことを公式サイトで発表した。
Done deal! #Brazil superstar @oscar8 has signed for #ShanghaiSIPG! #ACL2017 pic.twitter.com/16Vh1qol6W
— #ACL (@TheAFCCL) December 23, 2016
イギリスメディア『BBC』によると、今回の移籍によって、オスカルが週給40万ポンド(約5760万円)を受け取ることになると報じている。この数字は、今年6月にゼニトから上海上港へ加わったブラジル代表FWフッキの週給32万ポンド(約4700万円)を抑えることとなる。
また、チェルシーが公表していない移籍金についても報道。同メディアは上海上港の支払額が90パーセントの確率で、6000万ポンド(約86億4300万円)であると伝えている。
この報道が事実であれば、オスカルの移籍金はアジア史上最高額となる。これまでは、上海上港がフッキを獲得した際の4700万ポンド(約68億5000万円)がアジア最高額であったが、今回の交渉ではその数字を大幅に超えたようだ。
移籍金6000万ポンド(約86億4300万円)を今夏の移籍市場に置き換えた場合、マンチェスター・Uがユヴェントスからフランス代表MFポール・ポグバを獲得した際の1億500万ユーロ(約119億円)、ユヴェントスがナポリからアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインを獲得した際の9000万ユーロ(約104億4000万円)に次いで3番目に大きな金額となる。
年俸、移籍金の双方でブラジル代表の先輩フッキを超えることとなったオスカル。アジアでのプレーに注目が集まる。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト