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トッテナムのデレ・アリに悩みの種? 実の両親が契約を巡って訴訟か

2017.03.21

実の両親が訴訟を提起していると報じられたデレ・アリ [写真]=AMA/Getty Images

 トッテナムに所属するイングランド代表MFデレ・アリは、実の両親との法廷闘争を抱えた状態で2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選に臨まなければならないようだ。イギリス紙『デイリーメール』が報じている。

 報道によると、アリの両親であるデニス氏とヒケンデ氏が、同選手が16歳の時に交わしたMKドンズとのプロ契約について訴訟を提起。両氏は、両親のどちらも契約書にサインをしていなかったことはレギュレーション違反だと主張している。

 デニス氏とヒケンデ氏は、アリが3歳の時に離婚。アリは13歳の頃からMKドンズのアカデミーで親友だったハリー・ヒックフォードの家に居候をしており、ハリーの両親であるアラン氏とサリー氏を父母として慕ってきたが、養子縁組の手続きは行っていない。

 ヒックフォード夫妻はアリとMKドンズの契約書に署名をしているが、夫妻の立場はアリへの住居提供者となっている。そのことが規則に違反するとアリの両親は主張しているようだ。

 今シーズンからトッテナムのユニフォームから“アリ”の文字を外したほど、両親との関係は冷え込んでいるアリ。プライベートな問題から頭を切り替えて、代表戦に臨みたいところだ。

 イングランド代表は22日にアウェイでドイツ代表との国際親善試合に臨んだ後、26日にホームでのW杯欧州予選リトアニア代表戦を控えている。

(記事/Footmedia

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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