長期の出場停止処分を科されたバートン [写真]=Getty Images
今年の1月にバーンリーに復帰していた元イングランド代表MFジョーイ・バートンが、賭博に関する違反行為を行ったとして、イングランドサッカー協会(FA)より18カ月の出場停止処分を受けた。26日付のイギリスメディア『BBC』が伝えている。
FAの規定では、自身が出場する試合に関係なく、選手がサッカーを対象とした賭博を行うことを禁止しており、バートンはこの規約に違反したとされている。同選手は、2006年から2016年にかけて1260試合にお金を賭けていたことを認め、3万ポンド(約430万円)の罰金と長期の出場停止処分が科されることとなった。
本人は、「この決定により実質、現役引退することを余儀なくされた。確かに規則を破ったが、このペナルティは重すぎる。私はギャンブル依存症と診断されていて、FAには診断書も提出している。これらのことが考慮されなかったのは失望している」と処分に異議を唱えた。
現在34歳のバートンは、昨夏にバーンリーと契約満了を迎えると、スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)のレンジャーズに加入。しかし、9月10日のセルティック戦後にチームメイトと口論になったことが原因で、クラブから3週間の謹慎処分受け、その後に契約解除が通達。今年の1月にバーンリー復帰を果たし、今シーズンはこれまで14試合に出場、1ゴールを挙げている。
By サッカーキング編集部
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