チェルシーを率いるコンテ監督 [写真]=Chelsea FC via Getty Images
プレミアリーグで勝ち点「81」、首位を走るチェルシーのアントニオ・コンテ監督は、2位に位置しているトッテナムを侮ってはいない模様だ。イギリスメディア『BBC』が8日付で報じている。
5日に行われたプレミアリーグ第36節、トッテナムはウェストハムと対戦して、0-1で敗戦を喫している。これにより、前節まで勝ち点「4」差でチェルシーに切迫していたトッテナムの勝ち点は「77」のまま変わらず。8日に行われるチェルシー対ミドルスブラの試合でチェルシーが勝利した場合、勝ち点を「84」まで伸ばすことになり、残り3試合で勝ち点「7」差に広がることになる。
チェルシー優位の状況にいながら、コンテ監督は「私は、トッテナムが有利であると思う」と述べ、「私にとって、プレミアリーグは今年が初めてで、たくさんの状況、様々な選手が待ち受けていた。マウリシオ・ポチェッティーノ監督は、すでに3年もプレミアリーグを経験しており、選手を巧みにコントロールし素晴らしい仕事をやってのけている。私にとってトッテナムはとても強いチームで、タイトルを争うのは至極当然の事だ」と、冷静にコメント。
同監督は続けて「今シーズン、チェルシーがうまくプレーできていなかったら、優勝はトッテナムのものだっただろう。このリーグはとても難しい。すべてのゲームが本当にタフで、ヨーロッパのカップ戦に出場できる順位にいることは難題だよ」と、プレミアリーグで指揮を執る難しさを改めて主張した。
チェルシーは、8日にミドルスブラと対戦した後、13日にウェスト・ブロムウィッチとアウェイで対戦。この試合でプレミアリーグ優勝が決まる可能性がある。
By サッカーキング編集部
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