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3部のラシンが国王杯ソシエダ戦でプレー拒否…給与未払いに抗議

2014.01.31

ソシエダ戦でプレーを拒否したラシンの選手たち [写真]=Getty Images

 セグンダB(3部)のラシン・サンタンデールが、30日に行われたレアル・ソシエダとのコパ・デル・レイ準々決勝セカンドレグでプレーを拒否し、両者の対戦が没収試合となった。スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 ラシン・サンタンデールでは給与未払いを理由に、27日には選手などがアンヘル・ラビン会長他、クラブ幹部の辞任を要求。受け入れられなかった際は、ボイコットすると発表していた。

 この要求が通らなかったことから、同クラブの選手たちはレアル・ソシエダ戦でプレーを拒否。キックオフ直後からピッチ上の11人はセンターサークル付近で一列となり、肩を組んだ状態のままとなった。その後、自陣でパスを回していたレアル・ソシエダの選手が、ピッチ外へとボールを蹴り出すと、主審がラシン・サンタンデールの選手と話をして、没収試合とすることを決定した。

 この結果、セカンドレグは3-0でレアル・ソシエダの勝利となり、2戦合計6-1で同クラブが準決勝進出を決めている。

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