出場機会に恵まれていないJ・ロドリゲス。ファンからの支持も得られていないようだ [写真]=Corbis via Getty Images
スペイン紙『アス』がレアル・マドリードのMFを務める選手についてアンケートを行った結果、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスはファンからも信頼を得られていないことが明らかとなった。8日に伝えられている。
レアル・マドリードは同日、ドイツ代表MFトニ・クロースが右足第5中足骨基部の剥離骨折と診断されたことを発表。同選手は今シーズンの公式戦17試合中16試合に出場していたが、スペイン紙『マルカ』の報道では今年中の復帰は絶望的とされている。また、ブラジル代表MFカゼミーロも左足腓骨の負傷からの回復途中にあり、今月19日に行われるリーガ・エスパニョーラ第12節アトレティコ・マドリード戦への出場が危ぶまれている。
そこで『アス』は、緊急アンケートを実施。MFマテオ・コヴァチッチとMFルカ・モドリッチのクロアチア代表コンビ、MFマルコ・アセンシオとMFイスコのスペイン代表コンビ、そしてJ・ロドリゲスの5名を候補に挙げて、「あなたなら、どの選手を中盤で起用したいか」と読者に質問した。
アンケートは複数回答可の形式で行われ、8000人を超える読者が参加。結果、モドリッチ(32.81パーセント)、コヴァチッチ(27.66パーセント)、イスコ(21.65パーセント)の順に得票率が高く、ジネディーヌ・ジダン監督が信頼を置く3選手が上位を占める形となった。その一方で、J・ロドリゲスの得票率は8.61パーセントにとどまり、9.27パーセントだったアセンシオを下回って5選手の中で最下位に。『アス』は、「サンティアゴ・ベルナベウにおいて、コロンビア代表MFの人気が急落していることを示している」と、J・ロドリゲスに対して辛辣な評価を下している。
今シーズン開幕前、移籍の可能性を盛んに報じられながら、最終的にはレアル・マドリード残留を選択したJ・ロドリゲス。しかし、今シーズンは公式戦17試合中、10試合出場(先発出場は5試合)にとどまるなど、定位置確保には至っていない。先日には「もっと出場機会が欲しい」とメディアに対して自身の心情を吐露したこともあったが、逆風の中でファンの信頼を取り戻すことはできるだろうか。
(記事/Footmedia)
By Footmedia