レアル・マドリード加入が決まったブラヒム・ディアス [写真]=Getty Images
レアル・マドリードは6日、マンチェスター・Cに所属するU-21スペイン代表MFブラヒム・ディアスの獲得を発表した。契約期間は2025年6月30日までの6年半。スペイン紙『マルカ』によると、移籍金は1700万ユーロ(約21億円)で、700万ユーロ(約8億7000万円)のボーナス条項も契約に含まれているようだ。そこで今回はスペイン紙『マルカ』や『スポルト』の報道をもとに、同選手のこれまでのキャリアやプレースタイルを紹介する。
■父はモロッコ人
ディアスは1999年8月3日生まれの19歳。Jリーガーでは、ヴィッセル神戸のMF郷家友太や浦和レッズのDF橋岡大樹と同学年にあたる。出身はスペイン南部の都市マラガ。モロッコ人の父とスペイン人の母との間に誕生した。兄弟は4人いるが、ブラヒム以外は全て女の子だという。
■「マラガのメッシ」
6歳のときに地元のクラブで本格的にサッカーを始めると、7歳でマラガ(現スペイン2部)の下部組織に入団。すると、U-12世代の全国大会で“ブレイク選手”に選出された。「マラガのメッシ」の噂は瞬く間に広がり、レアル・マドリードやバルセロナなどビッグクラブからも注目を浴びるようになった。
■バルサ移籍が破談
先に“天才少年”の獲得に動いたのは、バルセロナだった。父親や祖父、さらに代理人(当時11歳で代理人がついていた)と接触して好感触を得ると、後日、ディアス本人と家族をバルセロナへ招待。クラブ施設を見学して回ると、シャビ・エルナンデスやアンドレス・イニエスタとも対面し、ロッカールームでボールを蹴り合ったそうだ。その後、バルセロナは正式なオファーを提示。移籍は秒読みかと思われたが、マラガがより高額な移籍金を要求したため移籍は成立しなかった。
■14歳でマンチェスター・Cと契約
バルセロナとの交渉は決裂したものの、それから1年後(2013年12月)にマンチェスター・Cへの移籍が決定。ディアスはこの時14歳だった。移籍の決め手となったのは、当時トップチームを指揮していたマヌエル・ペジェグリーニ氏の存在。同氏は2013年までマラガの監督を務めており、ディアス本人や家族のことを良く知っていた。そのため、移籍の可能性が浮上すると、クラブに獲得を強く勧めたという。
■17歳でトップチームデビュー
ディアスは新天地でも順調に成長を遂げると、17歳でトップチームデビューを飾る。2016年9月に行われたリーグ杯のスウォンジー戦で初出場。翌年には、チャンピオンズリーグとプレミアリーグの試合にも初めて出場した。デビューからの2年半で、公式戦15試合に出場して2ゴールを記録した。
■移籍の理由
17歳でトップチームデビューを飾ったものの、その後、出場数が伸びなかったことが移籍の最大の理由だとされる。今季も出場したのはわずか4試合。プレミアリーグとチャンピオンズリーグでは出番がなかった。マンチェスター・C側は今シーズン限りで満了する契約の更新を望んだが、ディアス側がこれを拒否。リヤド・マフレズ、ベルナルド・シルヴァ、ラヒーム・スターリング、レロイ・サネといった超一流のアタッカーたちとポジションを争うよりも、トップチーム登録入りを確約したレアル・マドリードへ移籍した方が出場機会を見込めるという結論に達したようだ。なお、代理人を務めるのは、ジョゼップ・グアルディオラ監督の兄であるペレ・グアルディオラ氏。最終的にはディアス本人の意思が尊重されたようだが、マンチェスター・C残留を望んだ弟(ジョゼップ)の意に反する形で兄(ペレ)が移籍を成立させたことになる。
■プレースタイル/レアルでの起用法は?
少年時代に「マラガのメッシ」の異名をとったように、ディアスは左利きのテクニシャン。身長は170センチほどしかないが、スピードがあって、重心の低いドリブルは簡単には止められない。2017年7月に行われたインターナショナルチャンピオンズカップでは、マンチェスター・Cの選手としてレアル・マドリード戦に出場。強烈なミドルシュートを決めて、観衆の度肝を抜いた。マンチェスター・Cでは同胞の先輩MFダビド・シルバと比較されることもあったが、チェルシーのFWエデン・アザールにより近いタイプと評されたこともある。新天地では3トップのウイングやサイドMFとして起用されることが濃厚で、1つ年下のヴィニシウス・ジュニオールとの競演が実現するかもしれない。
(記事/Footmedia)
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By Footmedia