スペイン代表としてユーロ2016に臨むFWアルバロ・モラタ [写真]=Getty Images
ユヴェントス所属のスペイン代表FWアルバロ・モラタは、ユーロ2016において同代表の“幸運のお守り”だという。スペイン紙『マルカ』が伝えた。
現在23歳のモラタは、年代別のスペイン代表で歴代最高となる通算32得点を記録。そして、2011年のU-19ユーロと2013年のU-21ユーロを制し、両大会で得点王に輝いている。ユーロはモラタにとって相性の良い大会なのだ。
A代表デビューを果たしたのは2014年11月で、これまで9試合3ゴールを記録。今回のユーロはA代表の選手として挑む初めてのメジャー大会となる。「代表でプレーしてきたすべてのユーロで、僕は勝ってきた。フランスでもそれが繰り返せればいい。そうなれば、信じられないことになるね。スペインは高いレベルを保っているチームで、素晴らしい選手たちが揃っている。僕たちは優勝できると思うし、こういう大会ではいつも困難が伴うことは理解している」と意気込みを述べた。
そのモラタは今大会、スペイン代表の一員として前人未到の3連覇を狙うとともに、個人としてFWフェルナンド・トーレス(アトレティコ・マドリード)の記録に挑むこととなる。F・トーレスは2001年のU-16ユーロ、2002年のU-19ユーロ、そして4年前のユーロ2012と、年代別を含めて3回得点王を獲得。今回はクラブで好パフォーマンスを披露していたことで招集も期待されたが、結果的にメンバー外となっている。
モラタはF・トーレスに並ぶ3度目の得点王に輝き、スペイン代表を優勝へと導くことができるのか。初戦は13日のチェコ代表戦。フランスの地でモラタの挑戦が始まる。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト